昭和2年　四六判　P225　全体に経年によるヤケ、スレ、汚れ、少イタミ　函少濡れシミ　見返しヤケ大、書店ラベル貼付　背革装・天金

ギヨーム・アポリネールの詩を堀口大學が翻訳。

目次：
序詩

【アルコホル（一九一三年初版）】
ミラボオ橋
いぬさふらん
アンニイ
クロチルド
マリイ
白雪
サロメ
鐘
秋
一九〇九年
獄中歌
狩の角笛
病める秋

【動物詩集（一九一四年初版）
獸（オルフェの言葉）
　｛鼬／馬／西藏山羊／蛇／猫／獅子／野兎／家兎／駱駝／二十日鼠／象｝
蟲（オルフェの言葉）
　｛毛蟲／蠅／蚕／蝗｝
魚（オルフェの言灘）
　｛海豚／蛸／海月／海老／鯉｝

禽（オルフェの言素）
　｛人魚／鳩／孔雀／木兎／イビス／牡牛｝
解話

【カリグラム（一九一八年初版）】
丘
雨がふる
刺殺された鳩と噴水
變化
消えゆく韻致
露營のともし灯
出發
はがき
思ひ出
未來
小鳥が歌ふ
ある星の悲哀

【雜集】
贈物
真夜中
歌
昨日
蛙の住む沼
シネマへ行く前
村娘
ある詩
69

アポリネエル小傳