白秋と茂吉 飯島耕一 みすず書房

2003年 四六判 P296 帯付 カバー端ごく僅イタミ

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2003年 四六判 P296 帯付 カバー端ごく僅イタミ

“東北金瓶の暗いユーモアと南国柳河はトンカ・ジョンの蒼穹 ―近=現代の短歌史に聳立する二巨人の作品と生涯を対比 しつつ、未知の水脈を探査した作家論。”(帯文)

“かはたれのロウデンバッハ芥子の花
 ほのかに過ぎし夏はなつかし
とほき世のかりょうびんがのわたくし児
 田螺はぬるきみづ恋ひにけり

茂吉に比べて、白秋の存在は名のみ先行して余り読まれていないようである。しかし白秋の詩作品のすばらしさは、萩原朔太郎が彼を師と仰いだ一事をもってしても十分に推察されよう。また「アララギ」の写生に対して、白秋は「多磨」創刊によって短歌運動を推進し、もう少し自由な文学空間を志向した。
 本書は、白秋と茂吉の作品と生涯を対比しつつ、二人の異なる特性を詳細に鑑賞・吟味したユニークな成果である。九州柳河と東北金瓶という出自からくる感性の違い、写生と象徴主義、暗鬱と蒼穹など、両者の相違点を作品に即しながら明らかにしてゆ<。朔太郎や犀星、折口信夫、中野重治、西脇順三郎など、多くの詩歌人たちとの関係を踏まえつつ、著者は改めて、白秋と茂吉の意味を近=現代文学史のなかに位置づける。歴程賞を受賞した『北原白秋ノート』の増補=決定版たる本書は、優れた作家論であると同時に、異色の近現代短歌史でもある。”(カバー裏紹介文)

目次:
1 『雀の生活』
2 『白金ノ独楽』
3 『雀の卵』
4 ふたたび『雀の卵』
5 『小笠原小品』と『フレップ・トリップ』
6 茂吉の白秋論
7 茂吉の「夏日偶語」など
8 茂吉の「ドナウ源流行」など
9 白秋の弟子の一人をめぐって
10 迢空の白秋論
11 『渓流唱』と『黒檜』
12 『牡丹の木』
13 『邪宗門』ノートの興奮
14 『桐の花』から今日の歌まで ―現代短歌論
15 茂吉の川
16 茂吉の死

あとがき
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