2012年　ページ部分23.8×16.3　ノンブルなし　カバー背および端少ヤケ、上端イタミ

夫ステファンは児童作家・詩人・映画製作者、妻フランシスカは画家・イラストレーター・舞台デザイナーと、さまざまな活動を通じて1930年代にはポーランドの前衛芸術を牽引し、その後パリ、ロンドンと移り住んだテマーソン夫妻が手がけた絵本。
1940年に占領下のフランスでポーランド人駐在員新聞の子供向けセクション『Moja Gazeta』に掲載されたのが初出。このときの挿絵はフランシスカによるペン画だったが、その後1963年にコラージュ手法をもちいた挿絵でポーランド語版が出版されている。本書はそのコラージュ版の英訳。

作者である「私」の書き物机が、「私」と妻の2対の靴を履いて森に逃げ出し木に戻ってしまうという、ごく短いおはなし。