パルチザン伝説　桐山襲作品集　作品社

1984年2刷　四六判　P237　帯少スレ、背ヤケ　カバー背から端にかけてヤケ大　天地小口からページ端にかけてヤケ、天時代シミ

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1984年2刷　四六判　P237　帯少スレ、背ヤケ　カバー背から端にかけてヤケ大　天地小口からページ端にかけてヤケ、天時代シミ

“1951年　夏の終わり　海岸に一足の革靴を残したまま失踪したたったひとりのパルチザン
語られることのない大逆の伝説を創りかつ記憶するものたち―
《決意した啞者》となった兄。《志願した娼婦》ともいうべき妹。そして《昭和の丹下左膳》たるぼく。”（帯文）

1983年に雑誌『文藝』で発表されたものの、直後に週刊誌によって「第二の風流夢譚事件か―」といった文言でとりあげられたのをきっかけに単行本化中止に追い込まれ、さらに許諾のないまま別出版社のアンソロジーに収録されるなど、たび重なる憂き目を見た小説を、著者の意向に沿うかたちで書籍化した一冊。
表題作のほかに、筆禍当時の状況を題材にした短篇「亡命地にて」を併載する。

目次：
パルチザン伝説
亡命地にて

あとがき
刊行の辞

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