1990年4刷　四六判　P287　カバー時代シミ多、背ヤケ、端少イタミ、下角少破れ　天・小口汚れ　本体少歪み

シュルレアリスム運動にも参加した詩人・評論家であり、民族学者としての一面も持つミシェル・レリスの自伝的エッセイ。

目次：
闘牛として考察された文学について／ぼくは一生の半ばの、三十四歳になったところだ／老化と死／超自然／無限／魂／主体と客体／悲劇／古代／古代の女性／騎士の妻／供犠／娼家と博物館／家庭の守護神／ドン・ジュアンと騎士 ／ルクレティア／軽業師の伯父さん／えぐられた目／懲罰される娘／殉教の聖女／ユディット／カルメン／ラ・グリュ／サロメ／エレクトラ、デリラ、フロリア・トスカ／幽霊船／ナルシス／ホロフェルネスの首／切られた喉／炎症をおこしたセックス／傷ついた足、咬まれた尻、傷口をひらいた頭／悪夢／仲のよい兄／仲のわるい兄／縫合／ルクレティアとユディット／ホロフェルネスの愛／ケイ／ホロフェルネスの祝宴／メドゥサ号の筏／いまから一年半ほど前／ターバンの女／血のしたたる臍

訳者あとがき
作者ノート