昭和54年重刷 文庫判 P235 元パラ端少イタミ 巻頭口絵および扉ページ時代シミ多
“橋本徳壽の全歌業をこの一冊に圧縮
著者は古泉千樫門の俊英、現歌壇最長老の一人。処女出版『船大工』から最近の業績『黒』までの十一歌集総数八六七八首から一六四七首を自選し、じつに五十余年の歌業を鳥瞰した、願ってもない便利な歌集である。”（帯文）
目次：
船大工（自大正五年・数へ歳二十三歲 至大正七年・二十五歳 鈔・十八首）
太石集（自大正十五年・三十三歳 至昭和六年・十八歲 鈔・五十首）
｛磐戸村 四首／北見國野寒岬 二首／薩哈連島 三首／區界峠 四首／天鹽 二首／根室の國 二首／出雲菅田庵 二首／蒼浪 三首／殖民道路 四首／母逝く 四首／雜詠 六首／青の洞門 二首／臺灣にて 三首／獅子の兒 三首／水難救濟會 二首／吉備の海 二首／鳥類展覽會 二首｝
赤帝集（自昭和六年・三十八歳 至昭和八年四十歳 鈔・三十九首）
｛飯森峠 四首／わが庭 五首／津輕海峽連絡船 二首／根室 三首／鸞鑾鼻 二首／雜詠 四首／造船勞働詠 七首／筑波山 二首／大熊長次郎逝く 五首／三陸津浪地行 五首｝
竹院集（自昭和八年・四十歲 至昭和十一年・四十三歲 鈔・七十九首）
｛八丈島 八首／小むすめら 二首／燒鳥 二首／逝將昭和八年 二首／義兄松崎天民逝く 一首／百貨店にて 二首／八丈くさや 二首／大森澤田屋 一首／上毛磐戸村 三首／羽後國平澤 五首／東大寺の奴婢 八首／醬油むすび 六首／根室行 八首／武州御嶽 四首／日向鵜戸神宮 二首／日向油津・飫肥 五首／霧島山 五首／若狹國南川 五首／海鳥 三首／羅生峠 五首｝
海峽（自昭和十一年・四十三歲 至昭和十五年・四十七歳 鈔・百二十一首）
｛都井岬 四首／南平臺舊居 二首／氣仙沼行 二首／雜詠 十一首／銚子詠 三首／武藏寄居 二首／土佐にて 三首／高野山詠 六首／雜詠 四首／陸中久慈詠 三首／薩摩串木野詠 四首／磐城小名濱詠 二首／九頭龍川三國町 五首／石卷詠 三首／出征漁船隊 二首／雜詠 二首／臺灣行 七首／樺太行 十首／十和田燒山詠 三首／古泉千樫先生を憶ぶ 四首／宮津橋立詠 二首／嚴冬根室詠 七首／月寒種羊場 五首／後志高島 一首／常陸五浦詠 四首／雜詠 三首／銚子 二首／美幌峠詠 九首／早春根室詠 六首｝
岑・流域（自昭和十六年・四十八歳 至昭和十七年・四十九歳 鈔・百十四首）
｛嚴冬樺太詠 十五首／臺灣高雄詠 三首／後志岩内詠 三首／鹿島砂濱 四首／日金山十國峠 四首／留萌詠 三首／雜詠 十七首／琉球詠 二十二首／石見國詠 三首／早春布野詠 八首／基隆社寮島詠 八首／函館詠 七首／阿蘇山詠 七首／家庭雜詠 十首｝
ララン草房・岑（自昭和十七年・四十九歳 至昭和二十一年・五十三歲 鈔・百二十四首）
｛念願 三首／海上日出 五首／東支那海よりかへりて 五首／再び海を南して 十首／コタバル敵前上陸戰址詠 五首／南方造船詠 十三首／シンガポール雜詠 十首／ボルネオ詠 十首／ジャワ詠 七首／降伏前後詠 十六首／レンガム抑留詠 十一首／クルアンの降伏式 二首／レンパン島抑留詠 十三首／日本へ歸還 十四首｝
岑・桃園（自昭和二十一年・五十三歳 至昭和二十三年・五十五歲 鈔・百四首）
｛南牧谷雜詠・一 二十八首／旅雜詠 三十五首／南牧谷雜詠・二 四十一首｝
桃園・ララン草房（自昭和二十三年・五十五歲 至昭和二十三年・五十五歳 鈔・百十一首）
｛出京 六首／東京獨居 九首／類燒 四首／雜詠 六十三首／淡路島詠 十二首／天草島詠 十二首／噫齋藤茂吉先生 五首｝
虚（自昭和三十年・六十二歲 至昭和三十七年・六十九歲 鈔・三百四十二首）
｛雜詠一 十九首／三河國西浦形原 八首／雜詠・二 二十二首／安房館山四十年 十六首／雜詠・三 二十首／清澄山 十一首／雜詠・四 十三首／死と榮光 十二首／雜詠・五 三十二首／雜詠・六 四十首／上野國川戸 六首／雜詠・七 二十九首／北海道詠 四十五首／雜詠・八 二十五首／陸上公試運轉 六首／高尾山詠 七首／相模湖町詠 七首／習志野大久保詠 二十四首｝
�遏兵�昭和三十八年・七十歲 至昭和四十六年・七十八歳 鈔・五百五十二首）
｛�遏Π譟ー啓鵝仁圧絮咫‘鷭熟纂鵝森� 十二首／琉球宮古島詠 五首／琉球石垣島詠 九首／讚岐城山 六首／常陸步崎 三首／�遏�三 十三首／斯くし在れば 三十二首／�遏�四 十九首／賤ヶ嶽 二十一首／深津釣葭を悼む 五首／��·五 二十首／豊の國の歌 四十七首／��‧六 二十四首／��·七 二十三首／谷津遊園・バラ展 十首／�遏θ� 十九首／出版祝賀會 七首／歸還山峽蟄居 十八首／�遏Χ紂―衆貅鵝頗遏�十 十二首／�遏�十一 二十六首／黒・十二 五十四首／�遏�十三 三十二首／三谷知代子を悼む 六首／�遏�十四 五十五首／�遏�十五 三十首｝
解説
橋本��壽略年譜
