昭和50年　文庫判　P250　カバー少スレ、背ヤケ、内側少時代シミ　小口からページ端にかけてヤケ

“「宇宙時代｣ とか、「科学万能時代」とかいわれながらも、世界はなんと多くの謎に包まれていることか｡現代科学
の進歩とは裏腹にそれをあざ笑い挑戦するかのように、不可解な事件が世界各地で次々と起っている。その意味
では、科学はいまだに、宇宙の神秘の解釈者としてはみじめな敗北者にすぎないのである。
本書は、このような、世界で突如として起った、常識では考えられない奇怪な出来事43編を収録する。火の気のないところで起った謎の焼死事件、突然船だけを残して消えた船員の話など、奇現象解説の第一人者が語るショッキングなレポート。”（カバー袖紹介文）

目次：
まえがき

エルバーフェルト市の魔法馬／チーズの砲弾／ベスラーのふしぎな車輪／三匹のかしこい犬／聖オデリアのふしぎな予言／ジョン・ポール・ジョーンズの捜索／謎を解決した雌馬／惨事の日付／ヴィクトリア女王の奇妙な恩人／行方不明の妻二人／無から降って来た岩／消えた船・消えた人／怪物おそいかかる／霊感のある警官セイベル／奇妙な穴／思いがけない輸送／不可解な焼死／辛抱づよい弾丸／ふしぎな機械／有史以前の謎／ナンパの像／助けを呼ぶ死体／衝突する雲／死を研究する科学／メリウェザー・ルイス　―他殺か自殺か／フラニン燈台の謎／バート・リース　―「鋭い眼」／沈まないヒュー・ウィリアムズ／殺人事件を解いた夢／前兆夢／催眠術による犯罪／幽霊はそれを殺人と呼んだ／公海の怪物たち／墓から出た妙な物／氷が落ちてくる／空飛ぶ円盤と空軍の報道管制／宇宙からの信号／空の怪物体／空飛ぶ円盤を信じる権威者たち／円盤にたいするある科学者の見解／空飛ぶ円盤、試合を中断す／タスマニアの空の謎／空飛ぶ円盤、列車を追跡す

あとがき