1988年 A4判 P20
※こちらの商品は薄手の冊子です。ご了承のうえご注文くださいませ。
1988年に東京・京都・大阪の各ドイツ文化センターを巡回した企画上映のパンフレット。
1920年代前後のドイツにおける抽象・実験的な映像作品について、概論的な寄稿2篇と、とりあげた各作家の略歴および作品のごく簡単な紹介を掲載。
目次:
序文にかえて(ヴァルター・ショーベルト)
1920年代のドイツ抽象映画(マルコム・リ・グライス)
ドイツ実験映画の流れ(インゴ・ペッケ)
【テーマ1: 画家が映画とフィルム編集を発見した時】
ヴァルター・ルットマン
{作品I(1919―21年・カラー・10分)/作品II、III、IV(1923―25年・白黒・10分)}
ヴィッキング・エッゲリング
{対角線交響楽(1923―25・白黒・5分)}
ハンス・リヒター
{リズム21(1921―24・白黒・約3分)/リズム23(1923―24・白黒・約3分)/習作《フィルム・スタディ》(1926年・白黒・7分)/午前の幻霊(1923―28年・白黒・10分)/インフレーション(1927―28年・白黒・3分)/すべて回転し、すべて動く(1929年・白黒・4分)}
グィド・ゼーバー
{キーフォ・フィルム(1925年・白黒・4分)}
【テーマ2:アヴァンギャルド・フィルムとトーキー】
ヴァルター・ルットマン
{世界のメロディー(1929年・白黒・55分)/ウィークエンド(1929―30年・10分・トーキーカメラで収録されたラジオ向け放送劇)}
オスカー・フィッシンガー
{習作5(1930年・白黒・3分・サウンド)/習作6(1930年・白黒・2分・サウンド)/習作7(1930―31・白黒・3分・トーキー)/習作8(1931・白黒・4分・未完成)/習作9(1931年・白黒・3分)/習作10(1930―32年・白黒・7分)/習作11(1931―32年・白黒・4分)/習作12(1932年・白黒・5分)/習作13(1933―34年・断片)/円(1933年・ガスパーカラー・2分)/ムラッティが活動する(1934年・ガスパーカラー・3分)/青のコンポジション(1934―35年・ガスパーカラー・4分)}