昭和50年 B6判 ソフトカバー P254 カバーヤケ、スレ、少汚れ、端少イタミ、内側時代シミ 小口ヤケ、少汚れ、地に小印 正誤小紙片付
マーク・トウェイン、リンカーン、フロイト、コナン・ドイルなど、著名な人物にまつわる心霊体験や超常的な体験を紹介する。
目次:
はじめに
マーク・トウェーン 永遠の魂を求めて
{死後世界の探索者/信仰療治師/悲劇の予知夢/クロッシング・レターズ/二つの奇跡/愛娘の死のショック/夢の
世界の探検へ/不死の世界を信じて/星と消えたユーモリスト}
アプトン・シンクレア メンタル・ラジオは語る
{感覚外知覚/早熟すぎる少年/黙示録的でメシア的/不思議な体験/シンクレア夫人とテレパシー実験/アインシュタインの序文}
アブラハム・リンカーン 神秘な予感
{大統領の実像/鏡の中の不吉な影/霊魂からの手紙/ホワイトハウスの降霊会/「奴隷解放宣言」秘話/霊感講師と国民の父/霊媒との作戦会議/ある運命の警告/リンカーン夫人の生甲斐/ 「運命の日」の予感}
アルフレッドウォーレス 見えざるものの力
{“汎霊宗派”の宇宙観/ウォーレス線の発見/価値ある啓示/現代の奇跡}
ジークムント・フロイト 精神分析とテレパシー
{心霊現象への憧慢と拒絶/アクロポリスでの奇妙な体験/フロイトのジレンマ/自己啓示を受ける/対オカルト表明/夢と無関係なテレパシー/“予告夢”について/実証できない二つの報告例}
カール・グスタフ・ユング 四次元世界の探究
{“幽霊を見る人”/サイキの客観性/飛び散ったナイフ/精神病理学者としてのスタート/フロイトとの大論争/フロイトの手紙/共有できない“美しい幻想”/フロイトとの訣別/ゲーテへの共感/死者たちの質問/自動書記による“七つの言葉”/意識と無意/霊の物体化現象/死への誘惑}
コナン・ドイル シャーロック.ホームズの分身
{甦える名探偵ホームズ/冷たい懐疑論者/意義あるメッセージ/超常現象の幻想へ傾倒/オカルトの解毒剤/魔術師との対決/永遠の誓いを愛しつづけた男}
ビクトル・ユーゴー 幽霊との対話
{ジャージー島での深遠な経験/ユーゴー家の霊交信/シェークスピアのメッセージ/ナポレオン三世への怒り/危険な衝撃/C・リッシュの仮説/二つの世界に住んで}
モーリス・メーテルリンク 偉大なる沈黙の前に
{恐怖の詩人/死は運命の独裁者/リラダンの感化/全地球的な賢人/懐疑と再生/生命の沈黙の暗闇}
トーマス・エジソン 霊界交信機の発明
{天才のもう一つの顔/秘密の研究/W・クルックス卿の影響/霊魂実在の実証へ/原子細胞の集合/超常能力実験/ESPの電気装置/テレパシー洩れ/謎の青写真}
トーマス・マン 生と死と復活
{永遠と絶対への渇望/千里眼能力者/心霊術への困感と反抗/ある“降霊会”体験/舞い上るハンカチ/騒霊現象とタイプライター/グラスは踊る/驚天動地の二時間}
オーガスト・ストリンドベリ 夢魔の幻覚
{悪魔的憂鬱病/輪廻思想の信者/“パワー"にとり憑れる/狂気の超人/神秘哲学的体験/より高い“パワー”地上に帰る/狂うニーチェに同情/精神的変遷と『オカルト日記』/“テレパシー・セックス”に悩む}
ウィリアム・ジェームズ 超自然界への挑戦
{心理学への貢献/困惑と不可解/ジェームズとその家族/病魔との闘い/奇怪な幻覚体験/人生を変えたある出会い/ジェームズの体験報告/人間の不滅性/宇宙と個の結合}