1994年 14.3×22.1 P222 表紙ヤケ、少汚れ、裏表紙シミ 小口および扉ページ端少ヤケ
全318ページのうち特集220ページ。
目次:
【新ドラマ ―もうひとつの映画館 第十一夜】映画のスクリューボール P・スタージェス『レディ・イヴ』(山田宏一)
【耳目抄148】めでたき歌(竹西寛子)
【『パサージュ論』マルジナリア11】テクノロジーとアルカイックなもの(鹿島茂)
【いかにして女性の哲学は可能か 第7講】プラトン・本能と哲学(三枝和子)
【詩】
詩三題(江森國友)
黒い手帳(早板類)
【コンテンポラリー・ミュージック】
来日記念対談 とどまる音楽、、うつりゆく音楽(ブライヤーズ、細野晴臣)
G・ブラーヤーズアンサンブルを聴く(小沼純一)
特集 カレル・チャペック
【ジャーナリスト・チャペック】
小説 『外典』より {ピラトの信条/テルシテス/アレタサンドロス大王}(チャペック 訳:石川達夫)
チャペックとフチーク(栗栖継)
エッセイ 排外主義の一かけら(チャペック)
寛容と闘争 チャペックの「相対主義」をめぐって(石川達夫)
ジャーナリストの顔と作家の顔(田才益夫)
【小説家チャペック】
小説 『寓話とミニ短篇』より {インタヴュー/旅行について/トンダ/後光}(チャペック 訳:保川亜矢子)
あしたのロボット(飯島周)
人間の魂の価値 カレル・チャペックの哲学三部作(異孝之)
チャペックはどこにいるのか?(赤塚若樹)
三人のヨーゼフ(池内紀)
カレル・チャペック エッセイ集 {チェコ民族の性格について/悪魔にさらわれるがいい!/KAZI ULAYA/サボテンの栽培家について/オリエント}(チャペック 訳:千野栄一)
エッセイ 『カレンダー』より {もしも/夏休み/十一月/氷の花/大晦日から三王の日まで}(チャペック 訳:千野栄一)
【童話作家チャペック】
文学理論(ムカジョフスキー)
妖精物語ではなかった妖精物語(井辻朱美)
カレル・チャペックとおとぎ話(岩崎弘子)
子供の本の挿絵について(K・チャペック)
【庭師/音楽愛好家/旅行者・チャペック】
園芸家としてのチャペック兄弟(ドスタール)
チェコの花咲かじいさん(小谷真理)
ふたつの音楽物語(林光)
〈ふつうさ>というユートピア チャペック/ヤナーチェクのオペラ《マクロプロス事件》(小沼純一)
紀行文 『イギリスだより』より(チャペック 訳:飯島周) {第一印象/ハイド・パーク/クラブ/カントリー/ケンブリッジとオックスフォード/メリー・オールド・イングランド/いくつかの顔/…ほか}
カレル・チャペックとの最後の会話(エリカマン)
【総論 ―リラティヴィ ス・ チャペック】徹底討論 小さな国の大きな文学者(千野栄一、沼野充義)
【資料】
図版構成 カレル・チャペック写真アルバム(伴田良輔)
チャペック主要著作解題(千野栄一、飯島周、栗栖継、他)
カレル・チャペック年譜(飯島周)
コラム ワールド・カルチュア・マップ
【フランス】生成する世界 ブランクーシ他(谷昌親)
【イギリス】英雄が歴史を作る(高橋和久)
【ドイツ】「僕は観客を楽しませる映画をつくりたい」(瀬川裕司)
【イタリア】パゾリーニの晩年(芝田高太郎)
【スペイン】タイトル・クイズ 〈クエルボの辞書〉完結(稲本健二)
【ラテンアメリカ】メキシコのアカデミー賞、アリエル(安藤哲行)
【ロシア】未来の響きに向けて グバイドゥーリナとアイギ(斉藤毅)
【中国】巴金とその書簡集(刈間文俊)
【幻想通信】死海写本入門ソフト(大瀬啓裕)
【イタリアだより】古代都市の「剝製」-ローマの片隅で(古賀弘人)
【映画一〇〇年 宿命の男たち】この華やかなる芸人映画「スモーク」(淀川長治)
【今月の作品】(選:飯島耕一)
【われ発見せり】『マイ・シスターズ・ハンド・イン・マイン』(清水みち)