アルゴールの城にて ジュリアン・グラック 訳:安藤元雄 白水uブックス

1989年 新書判 ソフトカバー P208 カバー背から端にかけてヤケ P25、93僅折れ跡

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1989年 新書判 ソフトカバー P208 カバー背から端にかけてヤケ P25、93僅折れ跡

シリーズ「小説のシュルレアリスム」

“…たとえばここに新しく訳出した彼の処女作『アルゴールの城にて』の場合、彼自身がその「はしがき」の中で、この物語をワーグナーの神聖祝祭劇『パルシファル』の、一種の再話と見られてもさしつかえないと明記している。周知のように『パルシファル』は、ヨーロッパの森の中に古くから伝わる、おそらくはケルト系とゲルマン系の二つの原始的神秘主義にキリスト教神秘主義を織りまぜたあの聖杯伝説群の中から、アムフォルタス王の救済と聖杯の顕現という、最も秘儀的な局面を取り出したものであり、グラックはここへさらに、 『オトラントの城』や『アッシャー家の崩壊」といったゴシックロマンスの系譜を加えて、生への救済と死に至る劫罰とが背中合わせになった、いわばファウスト的でもある物語を構築する。
〈略〉
しかしグラックを真に彼自身たらしめているのは、何よりもまず、その特異な書法であるように私には思われる。〈略〉この『アルゴールの城にて』を読む人は、副詞句や関係節が迷路のように錯綜した、比験に比が積み重なって行く文章の、筋道を追うだけでも疲れると感じるだろう。まして翻訳で読む場合はなおさらである。その比喩もまた、いわゆる成句を多用し暗示やほのめかしに満ちているので、男性二人、女性一人の、たった三人の登場人物からなるこの物語に対してはあまりにも大袈裟な、いささか壮大すぎるものと受け取られるかも知れない。…”(本書巻末「訳者のあとがき」より)
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