ＳＦ名作シリーズ２５　ゆれる宇宙　ラインスター　訳：福島正実　偕成社

昭和45年　Ａ５判　P170　全体に経年によるヤケ大、汚れ、少イタミ　カバー上端水濡れ跡　本体表紙剥がれ大　小口シミ

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昭和45年　Ａ５判　P170　全体に経年によるヤケ大、汚れ、少イタミ　カバー上端水濡れ跡　本体表紙剥がれ大　小口シミ

装幀：池田龍雄
挿絵：保田義孝

“この宇宙には、おそらく、何万、何十万―いや、もっと多くの文明世界があるはずです。そしてなかには、われわれ地球人類のこの世界よりも、ずっと発達し、進歩した世界も、あるにちがいありません。
　知的生物は、たがいに、ほかの知的生物の存在を、さがすでしょう。そして、いつかは、この宇宙のどこかでめぐりあい、おたがいを理解することもあるはずです。
　しかし―一方が、一方にくらべて、あまり発達しすぎ、進歩しすぎているようなばあいは、あいてを、対等な知的生物とみとめない、というようなこともあるはずです。
　もし、地球が、そんな高等種族のために、まるで、トラックにひきつぶされるアリの巣のような運命になったなら……？
　この小説は、そんな、ぜったいのピンチに立たされた、未来の地球の物語です。”（巻頭「読者のみなさんへ」）

目次：
夜空のパラシュート／女スパイ／じぶんがだれか、わからない／発明王ブラディック／いったい、何者だ！／宇宙地震／森も、谷も、研究所も／破滅がちかい／スーパー人類／太陽系のさいご／地球をすくえ／とりひき／スパイがいっしょに／いそげ、いそげ！／ヘムリンのたくらみ／時間拡大装置のじゅんびおわる／爆弾だ！／よし、出発！／ジューンの正体／宇宙空間へ／せまる銃口／宇宙船団だ！／博士の計画／さいごのこころみ／消えた宇宙船／奇跡がおこった

「ゆれる宇宙」について（解説）