1972年 14.2×22.1 P294 表紙および小口ヤケ大、汚れ、少イタミ ページ開きグセ、角少折れ跡 巻頭数ぺージシミ汚れ 末尾ページ少剥がし跡
全294ページのうち特集184ページ。
目次:
【薔薇と十字架】ドストエフスキーのペテルブルグ(川端香男里)
【わが悪魔祓い】狂おしの鳩ポッポ(吉増剛造)
【新連載・現代詩時評】死者の目覚め(清水昶)
【詩】
手紙/世界がほろびる日(石原吉郎)
May(財部鳥子)
神のささやき(会田千衣子)
みどりの風(諏訪優)
ある降誕節に(片瀬博子)
午夜の貌(及川均)
【長詩】
詩の呪法(鷲巣繁男)
語彙集(中江俊夫)
特集 高村光太郎
【エッセイ】
紛失したおハガキ(北杜夫)
高村さんのこと(富士正晴)
光太郎の首座(中村草田男)
高村さんのこと(金子光晴)
雪の夜のこと(難波田龍起)
【美術】
光太郎と劉生(瀬木慎一)
高村光太郎の彫刻(三木多聞)
彫刻家高村光太郎という宿題(高田博厚)
私にとっての光太郎(飯田善国)
高村光太郎と私(高田博厚)
【エッセイ】
高村光太郎の虚実(色川大吉)
“愚者”の道程(鹿野政直)
そのアンチ・ニヒル(秋山清)
光太郎雑感(三木卓)
柳八重メモ(編:北川太一)
【全集未収録論文集】光太郎逸珠(編:北川太一)
【共同討議】高村光太郎の世界(吉本隆明、高田博厚、高階秀爾、北川太一)
【研究】
“自然”理念の変遷について(桶谷秀昭)
“冬”は高村にとって何であったのか(内村剛介)
巨木の風格(岡本潤)
高村智恵子の紙絵(真壁仁)
光太郎における思想と文体(原子朗)
彫刻家・光太郎(岡田隆彦)
血だるま光太郎(鈴村和成)
高村光太郎の自己放棄(上村武男)
二つのデカダンス(小田切秀雄)
高村光太郎における〈自然〉(饗庭孝男)
【資料】
高村光太郎年譜(北村太一)
高村光太郎文献案内(北村太一)
【短篇】
見送りそこない(鈴木志郎康)
事実證明書(鮎川信夫)
【連載】
断章(大岡信)
クルチウスへの感謝III(篠田一士)
【新連載第二回・交友録】G/ロウェス・ディッキンソン(吉田健一)
【古典】海鳴り古事記(安西均)
【本の世界】「最前線」讃(吉野弘)
【海外通信】C・D・ルイスの死(中桐雅夫)
【解放区】
【われ発見せり】暗の源(北川透)