2003年 14.3×22.1 P245 表紙少汚れ、少イタミ
全245ページのうち特集152ページ。
目次:
【生成するマラルメ 新連載】『ルセノネ」紙の匿名批評家(柏倉康夫)
【チェーホフを読む 新連載】『桜の園』と不動産業者の普遍性(宮沢章夫)
【連載】私の昭和史21(中村稔)
【魔術的跛者 18】モノコルスの黒い足(種村季弘)
【翼へのパッション11】機械時代のデザイン(橋爪紳也)
【耳目抄224】八月のはじめに(竹西寛子)
【詩】
俳句航海日誌百句(清水昶)
名づけられることなき動物的な肯定(瀬尾育生)
特集 ブックデザイン批判
【動詞としてのブックデザイン】徹底討議 ブックデザインの風景化と言語化をめぐって(戸田ツトム、鈴木一誌)
【書き下ろし作品】0次資料 「活字印字」(石川九揚)
【物質としての書物の歴史と現在】
書物は手で持ち、目で読むもの 現代造本批判(松本八郎)
中里介山『大菩薩峠』をめぐる書物史 近代小説におけるブックデザイン(紅野謙介)
八〇年代のブックデザインとタイポグラフィを過ぎる(府川充男)
【装幀の詩と真実を回想する】インタヴュー 吉岡実と「社内装幀」の時代(中島かほる)
【詩作品】半世紀(高貝弘也)
【ことばとしてのブックデザイン】
「そうてい」用字用語考(田中栞)
題字表現論 文字/画像・立体/平面・アナログ/デジタル(古賀弘幸)
装丁/ブックデザイン/書物はだれのものか(前田年昭)
【ブックデザインの領域を拡張する】ブックデザインのためのブックリスト100冊(臼田捷治)
コラム ワールド・カルチュア・マップ
【イギリス】〈移民〉としての私たち/彼ら(本橋哲也)
【フランス】さまよえる作者の影(國分俊宏)
【ドイツ】ハンナ・ヘーヒとラウール・ハウスマン(副島博彦)
【コロンビア】バランキリャと歴史(久野量一)
【ロシア】第二五回モスクワ国際映画祭見聞記(井上徹)
【台湾】ポスト・ディアスポラの文学(山口守)
【ファザー・ランド】ビルマの絆(A・G・ジェレヴィーニ)
【今月の作品】
【われ発見せり】「モノ作り」の達人たちの秘密(蓮実重臣)