
1985年 四六判 P302、302 上巻のみ帯付(端僅イタミ) 各巻ともカバー少スレ、背少ヤケ、端少イタミ 小口からページ端にかけてヤケ 下巻小口少シミ汚れ
“幻を想い、幻を視る。闇の曠野に、夢、また目醒める。”(帯文)
近現代の幻想文学作品を蒐めたアンソロジー。上巻には明治以降戦前までの19篇、下巻には戦後の18篇を収録。
目次:
【上巻 幻想のラビリンス】
序(澁澤龍彦)
化鳥(泉鏡花)/夢十夜(夏目漱石)/人面疽(谷崎潤一郎)/美しい町(佐藤春夫)/香炉を盗む(室生犀星)/妙な話(芥川龍之介)/冥途(内田百閒)/黄漠奇聞(稲垣足穂)/観画談(幸田露伴)/Kの昇天(梶井基次郎)/父を失う話(渡辺温)/押絵と旅する男(江戸川乱歩)/魚服記(太宰治)/木魂(夢野久作)/猫町(萩原朔大太郎)/生涯の歌(立原道造)/生霊(久生十蘭)/紫大納言(坂口安吾)/文字禍(中島敦)
解題(幻想文学会)
【下巻 幻視のラビリンス】
夢の中での日常(島尾敏雄)/親友トクロポント氏(三橋一夫)/デンドロカカリヤ(安部公房)/灰色のマント(石川淳)/月夜蟹(日影丈吉)/飛ぶ男(福永武彦)/片腕(川端康成)/孔雀(三島由紀夫)/霊魂(倉橋由美子)/地下街(中井英夫)/骨川に行く(森内俊雄)/鞄の中身(吉行淳之介)/衣裳部屋(吉田知子)/箪笥(半村良)/幽霊(吉田健一)/遠近法(山尾悠子)/遠い座敷(筒井康隆)/ねむり姫(澁澤龍彦)
解題(幻想文学会)