文庫クセジュ829 言語政策とは何か ルイ=ジャン・カルヴェ 訳:西山教行 白水社

2000年 新書判 P167+索引ほかP7 カバー背ヤケ 末尾ページから裏表紙にかけて下端僅凹み

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2000年 新書判 P167+索引ほかP7 カバー背ヤケ 末尾ページから裏表紙にかけて下端僅凹み

“「国語」や「標準語」は、どのようなメカニズムから作りだされるのか? 本書は、社会言語学の分野で二十世紀後半に誕生をみた言語政策という新しい考えを紹介し、その科学的実践方法を具体的に詳しく解説することで、言語と社会の関係を考察するための明快な視座を提供する。多言語主義やクレオール文化を考えるためにも必読の書。”(カバー裏紹介文)

目次:
第一章 言語政策の起源
 {I 概念の誕生とその適用範囲/II ハウゲンの第一モデル/III 道具主義的アプローチ ―P・S・レイとV・タウリ/IV ハウゲンの第二モデル/V ネイティヴ社会言語学の貢献}

第二章 多言語状況の類型化
 {I ファーガソンとスチュワート/II フェイソルドの提案/III ショダンソンの一覧表}

第三章 言語計画の道具
 {I 言語の装備/II 言語環境/III 言語法}

第四章 一言語への働きかけ(コーパス)
 {I 中国における「国語」の問題/II 語彙と綴字法への介入―フランス語のケース/III マリにおけるバンバラ語アルファベット化の定着/IV トルコにおける「言語革命」}

第五章 諸言語間の関係への働きかけ(ステータス)
 {I 媒介言語の振興 ―タンザニアのケース/II 少数言語の振興 ―インドネシアのケース/III スイスにおける言語の平和/IV 言語の国際的ステータスの擁護 ―フランス語のケース/V 植民地言語の置き換え ―マグレブにおけるアラブ化の開始}

結論
解説(三浦信孝)
訳者あとがき
参考文献
索引
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