1998年 14.3×22.1 P278 表紙少ヤケ、少汚れ 小口少イタミ
全278ページのうち特集182ページ。
目次:
【時の装飾法 9】心理学者の時間と生物学者の時間(上)(中沢けい)
【ア○ス 9】「トモダチ」売り(しりあがり寿)
【詩】
煙突掃除をしている詩人の記憶《メモリー》(長谷川龍生)
ウェールズの朝食 十一のソネット(福間健二)
木にのぼるわたし/街路樹の。(田中宏輔)
【音楽の現在】シンポジウム ポピュラーの項を参照せよ!(カトラー、細川周平、小倉利丸、坂本理)
【映画/写真の現在】インタヴュー 荒々しく、抽象的な眼差し(クライン 聞き手:鈴木布美子)
特集 女神
【女神へのオード】
詩 あるババアの肖像(阿部日奈子)
詩 円環の廃墟(北川有理)
【女神のジェンダー・ポリティクス】
女神とジェンダー(三枝和子)
五十年目の手紙 「永遠に女性的なるもの」をめぐって(矢川澄子)
〈女〉と〈神〉 表象する権力 (井桁碧)
【変貌する女神たち】
フランスの蛇女神メリュジーヌ(篠田知和基)
インドの女神たちの変容 ヒマーラヤのパールヴァーティー(立川武蔵)
アマテラス、エマージェンス(斎藤英喜)
【神話的想像力の行方】
女神研究の可能性(田中雅一)
女神になった「ダイアナ」妃(松村一男)
懐胎する女神の涙 ナジュのマリアをめぐって(竹下節子)
「ケルトの女神」の再発見 アイルランドの女性たちの試み(大野光子)
女神様は裸で(永江朗)
千の顔を持つイシス(中島達弘)
【女神状無意識】対話 女神・魔女・サイボーグ(小谷真理、鏡リュウジ)
【元型心理学と愛の女神たち】
セックスの精霊《ニンフ》 聖なるエロスと人間のセクシュアリティ(T・ムーア 訳:青木聡)
エロスの炎と誘惑のアルケミー 五つの楽章からなる愛の詩学についてのソナタ(N・コブ 訳:中島達弘)
ヴィーナスの憂いをたたえた微笑み(E・ロウイ 訳:今井幹晴)
運命と女性(グリーン 訳:岡本翔子・鏡リュウジ)
女性のいる心理学(鏡リュウジ)
コラム ワールド・カルチュア・マップ
【アメリカ】マイアミの音楽見本市から(東琢磨)
【イギリス】呪いの復権 エメ・セゼール『もうひとつのテンペスト』(本橋哲也)
【ドイツ】もっとも強い表現=身体 ピナ・バウシュの二五周年フェスティヴァル(副島博彦)
【イタリア】声を無くして歌を忘れないために(岡本太郎)
【ラテンアメリカ】町の発見 J・C・ボテーロ『窓と声』(安藤哲行)
【ロシア】吟遊詩人は辞典編纂者 ヴァレーリイ・モキエンコ(鈴木正美)
【台湾】汚濁した河の中の台北人 蔡明亮監督『河』(藤井省三)
【幻想通信】ゲームとその解法(大瀧啓裕)
【今月の作品】(選:入澤康夫)
【われ発見せり】「武侠」の里帰り(岡崎由美)