1994年6月号 A4判 P176 全体に端少反り 表紙から巻頭数ページにかけて上角少濡れ跡
全176ページのうち特集80ページ
目次:
【特集 江戸川乱歩】
蔵の中の幻影(写真:平地勲)
乱歩が最も愛した場所(関川夏央)
怪人乱歩 二十の仮面(写真:平地勲)
{窃視症(荒俣宏)/洞窟・迷宮(高橋克彦)/ユートピア(団鬼六)/人形愛(谷川渥)/胎内願望(建石修志)/暗号(高山宏)/レンズ嗜好症(赤瀬川原平)/サド・マゾ(鹿島茂)/コスチューム・プレイ(種村季弘)/洋館(久世光彦)/喫茶店(海野弘)/フェティスズム(佐野史郎)/群集(柏木博)/月遊病的気分(林海象)/屍体(石内都)/探偵(都筑道夫)/隠れ蓑願望(堀切直人)/蜃気楼(北川健次)/少年(須永朝彦)/見世物趣味(木下直之)}
乱歩アルバム帳(平井隆太郎)
乱歩流ことばのスタイル(池内紀)
乱歩による乱歩像 「貼雑年譜」を読む(戸川安宣)
東京羅歩地図(冨田均)
【連載】
食味形容語辞典(18)〈こだわり〉(大岡玲 絵:南伸坊)
カルテのKarte(6)〈死ぬのは、特別なことではないのかもしれない〉(永井明 イラスト:ミウラナオコ)
モードのフィールドワーク
{建築のドラマトゥルギー(隅研吾)/美の航海術(アズビー・ブラウン)/写真という経験(小西康陽)/書物の視線(田中貴子)/音の色彩(斎藤晴彦)/共鳴する舞台(三田つばめ)/映画の計測器(岡崎杏子)}
妖怪の肖像(6)〈退散の呪いな効なく塩俵の怪出たる事〉(倉本四郎)
60年代が眩しいぜ(6)〈吉永小百合〉(岩切徹 写真:ケイ・オガタ)
西方見聞録(12)最終回〈チャーウェル川に映る最後の満月〉(田中優子 絵:石丸千里)
日本の不思議な宿(18)〈民宿石垣島と「南国のフローラ」〉(巖谷國士)
掠奪美術館(10)〈マルメロ・キャベツ・メロン・胡瓜〉(佐藤亜紀)
写真家という仕事(13)最終回 荒木経惟〈私日記〉
奇跡の焼きもの鍋島(小野公久)
村上朝日堂 パーカー短篇集(15)〈天井裏〉(村上春樹 絵:安西水丸)
ヘネシー・オペラ・シリーズ 〈死を招くトスカの接吻〉(伊吹紘)
横尾忠則の電脳カーニバル
COLUMN ISLAND
{時間について(3)ゆとりについて(塚谷裕一)/不健康論(3)闘病記を書こう(小林昌廣)/舞踏譜をめぐって(3)花鳥図〜世界に仲間入り(和栗由紀夫)/映画のたそがれ(3)産業芸術の終焉(木村健哉)/「国際都市」ニューヨーク?(フュー)/ガリレオになった竜介(3)(矢貫隆)}