1993年 21.9×29.0 P168 全体に端少反り 表紙少イタミ
全168ページのうち特集62ページ。
目次:
【特集 現代美術入門講座】
現代美術を歩く 美術館は直感で見ろ(横尾忠則 写真:飯田安国)
新・戦後美術史概説(森村泰昌)
「モナ・リザ」に髭のはえるまで マルセル・デュシャン/アメリカはマッチョがお好き ポロック/ロスコとステラの関係 美術の常識・非常識 マーク・ロスコ/光の系譜 アンディ・ウォーホル/時代の子 ロバート・メイプルソープ、キース・ヘリング/西洋編のために アメリカの行方/覗きと露出 セルフポートレイト/作品になった人 ヨーゼフ・ボイス/イズムの周辺 ジェームス・タルレ、ブルース・ナウマン/絵の中に入ってきた私 ジェームス・タルレ/日本編のために 日本の私/80年代型美術のアイドル 太陽の塔/厭芸術 赤瀬川原平/スーパースターはどこにいる 横尾忠則/人食い写真 篠山紀信/豚と鳥とメビウスと 吉村益信/具体的に知りたいこと 「具体」/疾走する犬 構想設計および林剛/繫がりの意味 宮島達男/大人の計略 ダムタイプ}
極私的ネオ・ポップ・ギャラリー(柏木博)
境界線上のアート
人形 人形爆弾と硝子生命(笙野頼子)/箱 「閉じた世界」への自己投影(松葉一清)/コラージュ /びっしりぎっしり(谷川渥)/CG 科学とアートの堂々巡り(養老孟司)/ポップ・オブジェ ポップ・オブジェのポップな見方(巻上公ー)/ボディ・アート 「変身」を生きるボディ(滝本誠)}
美術館でアートなお買物!(写真:河野利彦(本誌))
{原美術館/ワタリウム美術館/アール・ヴィヴァン・ポワン/新潟県立近代美術館/レントゲン藝術研究所}
温泉射的場ミュージアム(沼田元氣 写真:川本満雄)
【連載】
食味形容語辞典11 〈ハーモニー〉(大岡玲 絵:南伸坊)
モードのフィールドワーク
{かたちの現在(水沢勉)/美の航海術(久間十義 内田春菊)/書物の視線(谷川恵一)/写真という経験(椹木野衣、盛田隆二)/建築のドラマトゥルギー(隈研吾)/映画の計測器(川西蘭、林海象)/音の色彩(千葉文夫)/共鳴する舞台(松田政男、佐伯順子)/名古屋発スポーツ観戦術(堀田あけみ)}
掠奪美術館3 〈ジャンバティスタ・ティエポロ「アントニウスとクレオパトラの出会い」〉(佐藤亜紀)
写真家という仕事(6) 杉本博司〈Motion Picture〉(インタヴュー:加藤典洋)
西方見聞録5 〈音楽寄り道 猥褻連句〉(田中優子)
日本の不思議な宿11 〈「ウニ三昧」をすすめる礼文島プチホテル・コリンシアン〉(巖谷國士)
曖昧で面倒な地球11 〈彼らの闘い〉(戸井十月 写真:田口信治、平塚隆)
ビーグル号航海記22 〈キーリング島 ―サンゴ礁〉(訳:荒俣宏)
世紀末の人工楽園 ブリュッセルのアール・ヌーヴォー建築(島内英佑)
村上朝日堂 パーカー短篇集8 〈留守番電話〉(村上春樹 絵:安西水丸)
考えるペン(高松伸 写真:河野利彦(本誌))
COLUMN ISLANDS
差尾の背たたき(近藤啓太郎)/子は宝(スチュアートヘンリ)/両性具有者と三つの顔(井野博美)/引越しの朝(浅野素女)/頼むからコカコーラの秘密を漏らさないでくれ2(清水アリカ)/夜歩く(川口晴美)