1992年 14.4×22.1 P254 表紙少汚れ、端少イタミ 天僅シミ汚れ
全254ページのうち特集177ページ。
目次:
20世紀エロスのトポグラフィー11 ハードコア論 『ディープスロート』から『ウォーターパワー』へ(伊藤俊治)
カフカのかなたへ23 キーアリング療養所(池内紀)
耳目抄123 歌のある展覧会 中島敦展・井上靖展(竹西寛子)
詩
{旅の窓から メキシコにて(多田智満子)/死者(松本邦吉)/珊瑚の耳打ち(廣瀬裕作)}
ぼろしのアリスメティック4 失われた庭(矢川澄子)
【特集 バウハウス】
回想 {ヴァイマル・バウハウスの思い出(F・クレー 訳:千遠敏男)/二ナ・カンディンスキーへのインタヴュー(聞き手:E・ノイマン 訳:千速敏男)}
写真 {写真は光造形である(L・モオリ=ナギ 訳:利光功)}
音楽 {コロンブスの魚 バウハウスにおける眼と耳の実験(秋山邦晴)/図像としてのバッハのフーガ 楽曲を立体化させる試み(H・ノイゲボーレン 訳:樋口隆一)
建築 {地球環境時代のバウハウス理念(杉本俊多)/アンピュラント・アーキテクチュア 動く建築 電子機械としてのバウハウス(飯島洋一)}
デザイン {非-合理的な夢・バウハウス=近代のプロジェクト(柏木博)/近代デザインの陰画としての歴史王義 ―デザイン手本集に見るバウハウス創設以前のワイマール(上田恒夫)
舞台工房 {シュレンマーと抽象的舞台(H・キュリエル 訳:大熊治生)/バウハウスとアメリカ ―ヴァーグナー、シュレンマー、ウィルソン 内野儀)/舞踊人の身振り シュレンマーの日記をもとに(大熊治生)}
クレーとバウハウス {「絵を描かないという自由でもあれば」(前田富士男)
ナチズムとバウハウス {第三の空間と第三帝国(高島直之)/図版構成 ナチスとバウハウスの建築(解説:飯島洋一)}
ドイツ的なるもの {バウハウスのディアレクティク(三宅晶子)}
ドキュメント {ヴァイマル・バウハウスに寄せて 二〇年代ヨーロッパ各国の新聞・雑誌に寄せられた声をバウハウス自らが編纂(訳:後藤文子)}
【コラム ワールド・カルチュア・マップ】
アメリカ パペットたちの競演 人形劇フェスティヴァル(小池美佐子)/フランス 生きること、書くこと、泣くこと M・デュラス「ヤン・アンドレア・スタイネル」(岩切正一郎)/イギリス コロンブスの「発見」(本橋哲也)/ドイツ 語る手 ケーテ・コルヴィッツ回顧展(園田みどり)/イタリア 脚光を浴びる絵画修復 オリジナルの回復を目指して(望月一史)/スペイン 一四九二-一九九二 四面楚歌のスペイン(稲本健二)/ロシア-東欧 亡命ロシアの国語問題(源貴志)/中国 純粋な作家たち 『聯合文学』山西小説集(加藤三由紀)
今月の作品
われ発見せり サイバーパンク・アゲイン(小川隆)