昭和50年 A5判 P529、411 各巻函ヤケ、汚れ、時代シミ、本体小口時代シミ 上巻函背キズ大
【上巻】
目次:
発刊の辞(西高辻信貞)
菅原道真の生涯(坂本太郎)
菅原道真と寛平の遣唐使(鈴木靖民)
菅原道真の配流(所功)
菅原道真の文学と元《禾+眞》・白楽天の文学 ―太宰府における叙意一百韻詩をめぐって―(川口久雄)
菅原道真と藤原氏 ―敦仁親王の立太子をめぐって―(角田文衛)
菅原道真の詩人形成(秋山虔)
菅原道真の漢詩 ―『菅家後集』所戴詩を中心に―(金原理)
菅家考 ―十一世紀漢文芸作家圏の人としてみたる―(目加田さくを)
菅公の故事と源氏物語古注(今井源衛)
菅原道真の仏教信仰(田村圓澄)
神道史上の菅原道真(阪本健一)
御霊信仰と天神(柴田實)
学問の神(久保田収)
渡唐天神思想の源流(村田正志)
天神信仰と教育(遠藤泰助)
近世文学と菅原道真 ―読本における道真像を中心に―(横山邦治)
『菅家伝』について(真壁俊信)
天神縁起説話の成立(笠井昌昭)
『菅家瑞応録』について(中村幸彦)
執筆者紹介
【下巻】
目次:
太宰府官人と太宰府天満宮(川添昭二)
中世における天満宮安楽寺 ―寺領支配構造の変遷―(正木喜三郎)
中世末期の天満宮 ―大名領国との関連から―(木村忠夫)
明治維新前後の太宰府天満宮(井上忠)
寛永期黒田忠之をめぐる連歌壇と宰府・ノート(棚町知弥)
神幸祭と「竹の曲」について(筑紫豊)
太宰府天満宮の古文書 ―特に中世以前―(竹内理三)
太宰府天満宮の建築(土田充義)
太宰府天満宮の門前町について(日野尚志)
太宰府天満宮と宝満山(中野幡能)
太宰府天満宮と北野天満宮 ―味酒安行と北野学僧宗淵―(竹内秀雄)
太宰府地域の経筒について(鏡山猛)
天神信仰研究史序説(渡辺寛)
菅原道真年表(藤野秀子編)
菅原道真・天満宮・天神信仰関係文献目録(藤野秀子編)
執筆者紹介