エスの系譜 沈黙の西洋思想史 互盛央 講談社

2010年2刷 四六判 P300 帯付

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人文・社会科学思想・哲学・社会学

人文・社会科学歴史世界史



2010年2刷 四六判 P300 帯付

“「考える」「思う」という事象に主語はあるのか。
「私」でも「神」でも「言語」でもないとしたら―
近代以降ニーチェがフロイトが、フィヒテがシェリングが、沈黙する〈それ=Es〉に向けて格闘を始めていた。”(帯文)

“「考える」「思う」の主語は何か。「思われること」は、本当に「私に思われ」ているのか。「私」を「捏造」したデカルトは、すでにこの問いを封印していた。しかし、近代以降、この沈黙の事象に対する哲学者たちの悪戦苦闘が始まった。
 リヒテンベルクに始まりフォイエルバッハ―ニーチェ―フロイトへと続く第一の系譜。一方、フィヒテに分かれシェリング―ビスマルクに流れる第二の系譜。「人」とも「言語」とも「普遍的なもの」とも呼ばれながら、究極〈それ〉としか名づけようのない何ものかを巡って、人間存在の不思議を考え抜いた思想家たちの系譜を辿る。”(カバー袖紹介文)

目次:
まえがき

プロローグ ―エスを奪い合う者たち
 {邂逅/確執}

第一章 エスの問題圏
 {フロイトとニーチェ/ニーチェの因果性批判/ランボーの反抗/「絶対的に近代的」であること/デカルトの問い/非人称の「思われる」こと」へ}

第二章 エスの淵源を求めて
 {「神なる自然」とゲーテ/フィヒテの課題/近代の逆説/シェリング来都/フォイエルバッハの示唆/端緒としてのリヒテンベルク/ビスマルクのエス/ハルトマンという桎梏/フロイトとハルトマン/「台無しにされたショーペンハウアー」}

第三章 変貌するエス
 {「自然の精神化」と「自然の物質化」/ヘルムホルツからマッハへ/ルナンの二面性/ドレフュス事件とエス/スーリー、そしてエクスナー/ユダヤ人とは誰だったのか/遺伝する「エスの経験」/「世界霊」としてのエス/ジェイムズと心霊主義/ユングとの葛藤/獲得形質の遺伝/シュタイナーとゲーテの出会い/シュタイナーとハルトマン/シュタイナーのエス}

第四章 エスへの抵抗
 {カール・クラウス/抵抗するローゼンツヴァイク/ブーバーの「君」とエス/「始源語」としてのエス/ウィーン学団のエス/ラッセルによる仲介/ヴィトゲンシュタインのエス/ハイデガーのエス/『モーセという男と一神教』へ/伝承するエス、伝承されるエス/エスの稲妻}

エピローグ ―「エスの系譜」のゆくえ
 {メルロ=ポンティと「沈黙」/ルソーからレヴィ=ストロースへ/ドゥルーズのほうへ/傷をもつ者}

あとがき
書誌
関連年表
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