昭和46年　Ａ５判　P196　表紙イタミ、ヤケ、汚れ　小口からページ端にかけて端ヤケ大、時代シミ　扉ページ僅剥がれ

目次：
特集１　秘密結社の思想
　｛秘匿の魅力　地域共同体における結社の原点（桜井徳太郎）／未開と文明の秘密結社　アフリカとアメリカ（綾部恒雄）／密儀集団における死と再生　加入札の宗教的意味（堀一郎）／反抗の形態としての秘密結社　熱狂とテロル（青木保）／密室の思想　〈反〉の想像力と秘密結社（松永伍一）｝

特集２　秘密結社　その行動形態
　｛バヴァリアの幻想教団の秘密（種村季弘）／清末中国の秘密結社（酒井忠夫）／魔女裁判の虚構と現実（久野昭）／アフィア＝栄誉ある結社の末路（竹内啓一）／スコプチ＝帝政ロシアの去勢教徒（佐伯真光）／フィニアンとＩＲＡ（堀越智）｝

特集３　日本の秘密結社
　｛真言立川流〈その虚像と実像〉（金岡秀友）／不受不施派の人々（宮崎英修）／かくし念仏〈東北の秘密宗教〉（内藤正敏）／かくれキリシタン〈その信仰と組織〉（片岡弥吉）／弾圧したの新宗教（清水雅人）／昭和の右翼（藤田実）／やくざことばと寺ことば（井出英雄）／泥棒部落〈盗人にも十二分の理〉（井出孫六）／私設馬券屋とその周辺（梅原正紀）｝

社会主義社会における「秘密」について　官僚主義と人民組織（Ｂ・チハコバ）
秘密陰謀団にされたフリーメーソン　怪文書と吉野作造（木村亨）

連載　｛狂気の構造　６　新皇憤死（村岡空）／にっぽん歳時記　９　秘儀の芸能（宮尾しげを）｝