昭和28〜31年 A5判 各巻函イタミ、スレ、キズ多、汚れ、背ヤケ大 本体表紙および小口ヤケ、汚れ
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装幀:須田寿
【第一巻 童話篇一】
昭和28年 P361 P271汚れ
訳:山室静
本文カット:渡辺三郎
目次:
火うち箱/小クラウスと大クラウス/豆つぶの上に寝たお姫さま/イーダちゃんの花/おやゆび姫/いたずらっ子/旅の道づれ/小さい人魚姫/皇帝の新しい着物/幸福の上靴/ひな菊/しっかり者の錫の兵隊/野の白鳥/パラダイス(楽園)/飛行かばん/こうのとり/いのししの銅像/友情のちかい/ホメロスの墓の上に咲いていたばら/眠りの精のオーレおじさん/ばらの花の精/豚飼い王子/そば/天使/ナイチンゲール(夜鴬)/いいなずけ
アンデルセンについて(エドモンド・ゴッス)
【第二巻 童話篇二】
昭和29年 P365 本体セロハンカバー付 ページ時代シミ P82、83汚れ カラーページ前後時代シミ多
訳:矢崎源九郎
本文カット:脇田和
目次:
みにくいあひるの子/もみの木/雪の女王/にわとこおばさん/かがり針/鐘/おばあさん/妖精の丘/赤い靴/跳びくらべ/羊飼い娘とえんとつそうじ人/デンマーク人ホルゲル/マッチ売りの少女/お城の土手から見た風景画/養老院の窓から/古い街頭/お隣りさん/ツックちゃん/影ぼうし/古い家/水のしずく/幸福な一家/あるおかあさんのお話/カラー/亜麻の花/不死鳥/ある物語/もの言わぬ本/『違いがあります』/墓石/世界一美しいばらの花/年の話/さいごの日/ほんとに、そのとおり!/白鳥の巣/上きげん/心の痛み/みんな正しいところに!
アンデルセンについて(ゲオルク・ブランデス)
【第三巻 童話篇三】
昭和29年 P364 函上部割れ ページ下端少波打ち
訳:大畑末吉
本文カット:須田寿
目次:
食料品屋のこびとの妖精/千年後には/柳の木のもとに/さやからとび出た五つのえんどう豆/天から落ちて来た一枚の葉/『あの女は役立たず』/さいごの真珠/二人の娘/海のはてにすむとも小ぶたの貯金箱/イブと小さいクリスチーネ/のろまのハンス/光栄のいばらの道/ユダヤの娘/びんの口/賢者の石/ソーセージの串でつくったスープ/ひとり者じいさんの寝間帽子《ナイトキャップ》/『ひとかどのもの』/古いかしわの木のさいごの夢/ABCの本/沼の王の娘/走り競争/鐘が淵/わるい王さま(伝説)/風が物語る/パンをふんだ娘/塔番のオーレ/アンネ リスベット
アンデルセンについて(関秀雄)
【第四巻 童話篇四】
昭和29年 P370 函キズ多 本体背シミ
訳:矢崎源九郎、大畑末吉
本文カット:渡辺三郎
目次:
子どものおしゃべり/真珠の飾りひも/ペンとインキつぼ/お墓の中の坊や/農家のおんどりと風見のおんどり/美しい物よ!/砂丘のお城/人形つかい/ふたりの兄弟/古い教会の鐘/駅馬車の十二人/こがね虫/おとッつぁんのすることはいつもいい/雪だるま/あひるの庭で/新しい世紀の詩神《ミューズ》/氷姫/ちょう/プシケ/かたつむりとばらの木/鬼火が町に―/風車/銀貨/ベルグルムの僧正とその一族/子どもべやで/黄金のたから/嵐がかんばんを移す話/茶びん/民謡の鳥/小さいみどり
アンデルセンについて(アウグストス・ストリンドベリ)
【第五巻 童話篇五】
昭和29年 P373 函キズ多
訳:山室静、矢崎源九郎
本文カット:富山妙子
目次:
小びとと奥さん/ペイテルとペーターとペーア/しまってあることは忘れてしまったことではない/門番のむすこ/引越し日/まつゆきそう/おばさん/ひきがえる/おじいさんの絵本/ボロ/ヴェーン島とグレーン島/誰が一ばん幸福だったか/木の精ドリアーデ/にわとりばあさんグレーテの家族/あざみが経験したこと/うまい思いつき/運は一本の針の中にも/彗星/週の日/お日さまの光の物語/ひいおじいさん/ろうそく/とっても信じられないこと/家じゅうの人たちの言ったこと/家じゅうの人たちの言ったこと/『おおどれ、おどれ、あたしの人形!』/『アマゲルばあさんにきいてみな!』/大きい海へび/庭師と主人/のみと教授/ヨハンネおばあさんの話/門のかぎ/かたわ者/歯いたおばさん
アンデルセンの魅力(ポール・アザール)
【第六巻 童話・小説・雑】
昭和31年3版 P330
訳:平林広人、矢崎源九郎、林穣二
カット:青原俊子、ヘヤレフ・イエンセニウス
目次:
水底の修道院/じぶんのすがたをうつしてみせるのが寓話だ/お守り/むかしの神さまはいまでも生きている/ふでづかい/鳴き声/トランプのジャックふだ/ゆうれい/絵のない絵本/幸運のペール/『童話と物語』のための自註
生誕百五十年記念出版に寄せて(ヘルゲル・トップシュウ=ヤンセン)
素面のアンデルセン(ボウ・グルンベック)
【第七巻 自傳】
昭和29年 P364
訳:大畑末吉
目次:
一 オーデンセ時代/二 コペンハーゲン時代―舞台への夢/三 学生時代/四 詩人アンデルセンの誕生/五 最初の海外旅行―パリからル・ロックルまで/六 第一回のイタリア旅行と『即興詩人』の出たころ/七 ギリシア・トルコへの旅と『絵のない絵本』の出たころ/八 詩人エーレンシュレーゲルと彫刻家とトルワルセン/九 第二回のパリ訪問と『童話集』について/一〇 スウェーデンの歌姫ジェニー・リンドのこと/一一 ベルリン、ローマを経てピレネーへの旅