平成5年 A5判 P1055 函汚れ多、端イタミ 本体表紙濡れ跡(ページに影響ありません) 小口少汚れ、天ヤケ
明治から昭和初期にかけて活動した宗教家・川面凡児の講演集「古典講義録」から霊魂観に関する部分を門人がまとめた昭和2年版「霊魂観」を一部割愛して復刻。
目次:
口絵
神祇ヨリ人民一般ヘノ告諭/文部卿ヨリ外国人ヘノ演舌/「ミユルレル」祝辞/米国前大統領グランド上言
再編集の辞
凡例
霊魂観 はしがき
第一章 前提
第一節 古事記及び古典攷究の心得
第二節 語部と古事記日本紀旧事紀編纂の由来
第三節 祖神祖国系統歴史の解釈と実行との範囲
第四節 在来神道の流派、三記通読の秘事と日本固有の言語
第五節 神・尊の本末言語の証明と人類の根本祖族及び天皇と世界統一
第六節 世界列国の哲学系統と帝国大学
第七節 個人救済の教と国家救済の教
第二章 言霊
第一節 題目と神命
第二節 日本民族の一言葉に対する信念
第三節 言語思想の有質有体有形
第四節 人間言語の根本祖音とその出所
第五節 母音たる五音とその出所
第六節 祖音母音の意義と出所との典故
第七節 人類言語の原始文典
第八節 大和文字と仮名文字
第九節 写本「フミ」―真魂―と大和に於ける神代文字と漢字
第十節 一音一義究明の人と八百万神の御名称
第十一節 表裏の雄詰伊吹と剣柔弓道気合意合等の諸術と雄走伝
第十二節 神代垂示の余地
第三章 祖神垂示の霊魂観
第一節 霊魂神
第二節 霊と魂との分類
第三節 霊の甲系分類
第四節 霊の乙系分類
第五節 霊の丙系分類
第六節 全霊
第七節 魂の甲系分類
第八節 魂の乙系分類
第九節 魂の丙系分類
第十節 魂の丁系分類
第十一節 全魂
第十二節 霊魂の外形内容的組織
第四章 祖神垂示の鎮魂
第一節 全身の統一と分裂
第二節 祓と禊
第三節 大祓戸大神
第四節 鎮魂(上) ―傍系鎮魂
第五節 鎮魂(下) ―直系鎮魂
第五章 霊魂の典故
第一節 霊魂分類の典拠
第六章 宇宙観
第一節 祖神垂示の天啓黙示
第二節 古事記
第三節 天地と宇宙と大極大本体神と根本本体神の三神
第四節 陵威と三霊三魂
第五節 高皇産霊神、神皇産霊神と高魂神、神魂神
第六節 三霊神、三魂神、二霊神、二魂神と無垢始終の連続的発顕創造活動終始
第七節 完全不欠の宇宙観
第七章 天地巻―天地の主観客観
第八章 人間覆載の天地観 ―国之常立神
第九章 原人観及び世界観
第一節 人類の天職責任と世界邦土の修理固成
第二節 天神の命と布斗麻邇
第三節 天降時代に於ける祖神の御神格
第四節 布斗麻邇と信仰
第五節 国生みとその国島の区別
第六節 地上の修理経綸に就いての神生み
第七節 地磐地質、気流気象、家屋建築等の教訓
第八節 海と水と河との状態
第九節 地球と太陽系統との氛囲圏と天体との状態
第十節 気流気圧と風、植物と山野
第十一節 一神万神と一有万有との関係