1995年　Ａ５判　P476　帯背ヤケ、上端少イタミ　本体裏遊び紙ラベル剥がし跡　月報付

“衣食住、人生、祭り、カミと神―
　東南アジアのフィールドワークから　日本文化のふるさとを探る。”（帯文）

“二つの稲作文化はいかなる地下水脈を共有しているのか”（帯背紹介文）

目次：
はじめに　｛東南アジアと日本／日本民族の起原／今後の研究法｝

１　東南アジアへの親近感
２　民族の衣食住
　　｛服装と飾りもの／食物と食制／民族建築の様式｝
３　稲作技術と農具
　｛稲作文化の成立／シャン族の稲作／タイ・ルー族の稲作／稲作技術と社会｝
４　農民の人生
　｛人生の比較民族学／誕生／成年式／結婚／危機／死／人生の背景｝
５　村祠とその祭り
　｛仏教以前／固有信仰の展開／クメール族の村祠｝
６　稲作の儀礼
　｛稲の宗教／タイ族の稲作儀礼／クメール族の稲作儀礼｝
７　季節の祭り
８　日本文化のふるさと

参考文献

月報：
岩田学を生み出したもの―古典研究とフィールドワーク（佐々木高明）／ほのほの観相学（松岡正剛）／成り成りて……（大林太良）