1964年8月号 B5判 P118 全体に経年によるヤケ 表紙汚れ、剥がし跡多
目次:
【特集 “昨日・今日・明日”の性と笑い】
人間万才(壇一雄)
文化とエネルギーの原形(宇能鴻一郎)
とても気分が出ないワ、という感じ 江戸小咄と「昨日・今日・明日」(てるおか・やすたか)
デ・シーカは堕落したわけではない(戸井田道三)
「昨日・今日・明日」論争 デ・シーカはオポチュニストか
デ・シーカの感動的オポチュニズム!?(飯島耕一)
家庭的時代を排す 「昨日・今日・明日」と「肉体の門」の貞操(関根弘)
デ・シーカの登場 ヴィスコンティとデ・シーカ イタリア映画史(1)(リッツァーニ)
小説「きのう・きょう・あす」
1話 花を咥えた男(寺山修司)/2話 ある快走(森秀人)/3話 マーラは突然・…・(藤井重夫)
人生案内的映画論
1 人妻はいかなるとき姦通が許されるか(解答者:古波蔵保好)
2 虚栄的な女と恋に陥ったときには(解答者:森野朔郎)
3 少年に娼婦体験は必要か(解答者:虫明亜呂無)
エッセイ ソフィア・ローレンのような女
十七人生んだナポリ女(別府貫一郎)/イタリア式美人学(庫田《「綴」の右側のみ》)
ぼくのシネ・スケッチブック 「昨日・今日・明日」(やなせ・たかし)
マヤコフスキーの孤独(関根弘)
時代劇に活気(斎藤竜鳳)
Cinema eroticism
俳優はオブジェではない
岡田茉莉子自叙伝自叙伝 ひとり女優であること(最終回)
企業映画論 東映映画論(岡本博)
シナリオ月評(林玉樹)
シナリオ 肉体の学校(原作:三島由紀夫 脚本:井出俊郎)
【8.15特集 終戦と占領はどう生きている】
原爆体験(日高六郎)
内戦体験(国弘威雄)
占領のぬかるみ(今井正)
附和雷同(鈴木清順)
疎開時代(白坂依志夫)
レッドパージ(家城巳代治)
12月8日と8月15日(飯沢匡)
朝鮮人(金達寿)
二等兵の終戦(大橋恭彦)
“老人”の死(橋川文三)
徹底抗戦(小川徹)
2.1ストの亡霊(いいだ・もも)