1963年12月号　Ｂ５判　P110　全体に経年によるヤケ　表紙汚れ、少イタミ　P94、95シミ汚れ

目次：
ソビエトで私は見た！　ぼくののら犬東西紀行１（浦山桐郎）
日本社会党の映画の見かた分析（編集：滝沢周次）
あれから20年　学徒出陣映画監督はどう体験を映画化してきたか（虫明亜呂無）
マスコミはどのような映画評を流しているか　《山陽新聞の映画評》（竹原悦代）

【ルイス・ブニェル研究】
『黄金時代』は何を描いたか　昆虫学者的観察（フレデイ・ホーシュ）
『ロビンソン漂流記』の一面　飛び道具になったロビンソン・クルーソー（野田真吉）
シナリオ『黄金時代』L'Age d'Or

〈競輪上人行状記〉にみる実践的教訓　内的構造改革論は“乞食の二点張り”だ！（斎藤竜鳳）
女性映画にみるウソ寒いヒューマニズム（森秀人）
水上勉原作「越前竹人形」「五番町夕霧楼」を批評　なめらかな絶望感（岩田宏）
「母」（新藤兼人）は何を描いたか（小川徹）

プレスリー映画のゆくさき（深沢七郎）

【特集　続“ニッポンと世界のこのふたり”　覆面による監督論】
黒沢明とＦ・ロージ　このヴェネチァの輝ける星
吉村公三郎とＭ・ボロニーニ　娼婦映画について
須川栄三とＲ・クレマン　〈太陽〉は彼らに何をもたらしたのか
新藤兼人とＦ・フェリーニ　この求道者のヘソの緒

俳優の演技と生活の中の演技　『狂気と天才』『世阿弥』（戸井田道三）
連載　岡田茉莉子自叙伝　“ひとり女優であること”
連載　わが独立プロ史　《裸の島》《人間》（新藤兼人）
シナリオ月評（林玉樹）
溝口健二の人と芸術（依田義賢）
ぼくのシネ・スケッチブック　《第七の封印》（やなせ・たかし）
人と本　「監獄」を書いた斎藤竜鳳

シナリオ　あなただけ今晩は（監督：ビリー・ワイルダー　脚本：Ｉ.Ａ.Ｌ.ダイアモンド）