1974年 14.8×21.6 P376 表紙およびページ折れ跡 表紙イタミ、汚れ 小口ヤケ、汚れ ページ数ヶ所に開きグセ P17上角少裁断ミス
目次:
寸秒夢(瀧口修造)
夢三度(瀧口修造)
【瀧口修造論】
瀧口修造の芸術(西脇順三郎)
想像の鏡を潜る 瀧口修造における映像と言葉(岡田隆彦)
未完の運動 ある乱雑な想起(久保覚)
マルジナリア風に(加藤郁乎)
東京ローズ・セラヴィ(東野芳明)
〈瀧口修造の詩的実験1927〜1937〉についての二、三のメモ(岩成達也)
瀧口修造と小林秀雄(渡辺広士)
言語への至難な試み 瀧口修造と姿見せぬ鳥(ヨシダ・ヨシエ)
瀧口修造論のためのメモ(天沢退二郎)
両棲類私注(岡井隆)
白衣の太陽(安藤元雄)
文学を拒むポエジーの自立 瀧口修造への覚書(鍵谷幸信)
瀧口修造の「生の意味」(三好豊一郎)
瀧口修造の詩的実験(窪田般彌)
書物追悼(金石稔)
瀧口修造論 日本シュルレアリスム詩運動の流れのなかで(鶴岡善久)
【詩作品】
舵手の書(吉岡実)
地球人Tの小さな四つの肖像(大岡信)
Oh, Mister Poet!(漆原英子)
【座談会】
瀧口修造の人と作品(大岡信、入沢康夫、磯崎新、清水徹)
【散文作品】
瀧口修造の影のない舞踏のための素描(笠井叡)
焔の手紙(吉増剛造)
指の話(金井美恵子)
【エッセイ】
瀧口修造氏と実験工房のこと(秋山邦晴)
線が線に似てくるとき(土方巽)
眼の探索者(谷川晃一)
詩人の贈物(池田満寿夫)
村雨丸を持たせたい詩人(唐十郎)
瀧口ブレーキ論(赤瀬川原平)
瀧口さんの詩(高橋睦郎)
「地上の星」輝くもとに(友竹辰)
『余白に書く』の余白に(渋沢孝輔)
瀧口修造氏は鞏固に存在すると思った(鈴木志郎康)
スタインの最初の読者(富岡多恵子)
瀧口さんと写真(大辻清司)
ウフフ……の人(宮脇愛子)
【対談】
日本の近代と言葉 瀧口修造に触発されて(田村隆一、飯島耕一)
【瀧口修造論再録】
コロンブスのタマゴ(花田清輝)
卵形の夢 瀧口修造私論(澁澤龍彦)
超現実主義詩論の展開(大岡信)
瀧口さんの「転機」についての走り書(入沢康夫)
【シナリオ再録】
北斎(瀧口修造)
【コラージュ】
Ptolemy system note-74 (加納光於)
信号柱・場所と公式(野中ユリ)
変位図(福島秀子)
瀧口修造・自筆年譜
執筆・著作年表 一九六二〜一九七四
口絵
瀧口修造アルバム