1996年　四六判　P188　帯・カバー背ヤケ　カバー少イタミ

“読解の冒険！
先行研究の主要論点を取り込みつつ、記号論と現代修辞学に依拠して作品全体を読み解く。読解（言語解読と一体化した作品解釈）の果敢な実践をとおして、名作への新たな踏込みを促す、著者渾身の鑑賞。”（帯文）

目次：
まえがき
序章　「税関」　“The Custom-House”
第1章　獄舎の入口（The Prison-Door）
第2章　市場（The Market-Place）
第3章　認知（The Recognition）
第4章　会見（The Interview）
第5章　針仕事をするヘスター（Hester at Her Needle）
第6章　パール（Pearl）
第7章　総督邸の大広間（The Covernor's Hall）
第8章　鬼子と牧師（The Elf-Child and the Minister）
第9章　医者（The Leech）
第10章　医者とその患者（The Leech and His Patient）
第11章　心の中（The Interior of a Heart）
第12章　徹夜の祈祷（The Minister's Vigil）
第13章　ヘスターの別な見方（Another View of Hester）
第14章　ヘスターと医者（Hester and the Physician）
第15章　ヘスターとパール（Hester and Pearl）
第16章　森の散歩（A Forest Walk）
第17章　牧師と教会員（The Pastor and the Parishioner）
第18章　溢れる日光（A Flood of Sunshine）
第19章　水辺の子ども（The Child at the Brook-Side）
第20章　迷路の牧師（The Minister in a Maze）
第21章　ニューイングランドの休日（The New England Holiday）
第22章　行列（The Procession）
第23章　緋文字の露呈（The Revelation of the Scarlet Letter）
第24章　結び（Conclusion）
注解