空間へ 根源へと遡行する思考 磯崎新 鹿島出版会

1997年 A5判 P504 函少ヤケ、汚れ、少キズ、

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1997年 A5判 P504 函少ヤケ、汚れ、少キズ

“もし空間の幻影が実在であると考えるならば、光こそもっとも貴重な原因であったと言えるだろう。バロックの空間はなによりも外光とのストラグルであった。外光をさまざまに内部の空間にひきこみ、その光のおりなす諸効果が、なかにはいる人間を夢幻の境へひきこむのだ。それは二つの焦点であると同時に、光と影という二つの極の対位法でもあった。二つの焦点もしくは極のイメージが、空間内をかけめぐりながら、その空間の演出がなされていった。”(函引用文)

建築家・磯崎新が1960年代に書いたエッセイを収めた文集を新版として刊行。

目次:
新版へのまえがき
都市破壊業KK

【1960】
現代都市における建築の概念
シンボルの再生
孵化過程
現代都市における空間の性格
広告的建築のためのアドバータイジング

【1962】
プロセス・プランニング論
都市デザインの方法
日本の都市空間
闇の空間

【1964】
虚像と記号のまち ニューヨーク
世界のまち
死者のためのと詩 エジプト
迷路と秩序の美学 エーゲ海のまちと建築
《おもて》と《うら》の空間 モスク
陽炎のなかの幻影 インドのモスレム建築
イタリアの広場
《島》的都市の発想と歩く空間
路上の視角
座標と薄明と幻覚

【1966】
媒体の発見 続プロセス・プランニング論
幻覚の形而上学
マリリン・モンロー様
サモン・ピンクのエンバイラメント
スコピエ計画の解剖
見えない都市

【1968】
凍結した時間のさなかに裸形の観念とむかい合いながら一瞬の選択に全存在を賭けることによって組立てられた《晟一好み》の成立と現代建築のなかでのマニエリスト的発送の意味
占拠されたトリエンナーレ
観念内部のユートピアが都市の 地域の ターミナルのそして 大學におけるコンミューンの構築と同義語たりうるだろうか
軽量で、可搬的なものたちの侵略
モビール・エイジの都市の光景
きみの母を犯し、父を刺せ

年代記的ノート
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