1979年 A5判 P246 全体にヤケ、少汚れ、端少イタミ
全246ページのうち特集123ページ。
目次:
【手帖】
海外文学 激変するアメリカの批評風土(富山太佳夫)
現代音楽 民俗音楽トオペラと(安芸光男)
美術 イメージを飛ばす彫刻群(鈴木志郎康)
【詩】
呪法(渋沢孝輔)
ぬめった時間(岡田隆彦)
ダンボール紙に関する未整理なメモ(岩成達也)
【評論】
滅亡過程の文学 虚構としての歴史(松本健一)
四都市物語 パリI―大通りが横丁を貪り食う(海野弘)
【グラビア】
星と眼―山口百恵と桃井かおり(加納典明)
【連載】
同時代の文学 「地方青年」の現在(川本三郎)
劇場と歯ブラシ 陰謀(佐藤信)
らくがき帖 よくあるはなし(樹木希林)
特集 映画 文学から映像へ
【エッセイ】
小説と映画(丸山健二)
『家族の肖像』を見て(野呂邦暢)
映画を見るのが好きだから(田中小実昌)
【対話】
文学から映像へ(村上龍、川本三郎)
【翻訳】
ヴィオレットの物語(ロブ=グリエ 訳:岩崎浩)
『愛のコリーダ』のエロティシズム(マンディアルグ 訳:鈴木啓二)
すばらしい構成力を持った映画作家ブニュエル(トリュフォー 訳:山田宏一、蓮實重彦)
ブニュエルの哲学的映画(パス 訳:野谷文昭)
【評論】
『奇跡』の奇跡 ドライヤーの場合(蓮實重彦)
演技とカメラの弁証法(佐藤忠男)
映画の現在、あるいは表現の空白(上野昂志)
イミテーション・ゴダール(四方田犬彦)
映画とラテン・アメリカ作家(鼓直)
【翻訳】
『モダン・タイムズ』(グリーン 訳:中村健二)
映画論 『市民ケーン』と『ジーキル博士とハイド』(ボルヘス 訳:鼓直)
『死刑台のエレベーター』(インファンテ 訳:杉山晃)
『愛の亡霊』について(カイヨワ 訳:野村正人)
【作品】
持ち物(黒井千次)
囚われた女(岩田宏)
【エッセイ】
目のうちに浮ぶ風景(中山ラビ)
【連載】
ベンダーホテル大量殺人事件(井上ひさし)
手帖V(柄谷行人)
小林秀雄を歩く9(高橋英夫)