2014年初版　Ａ５判　ソフトカバー　P303

副題：拝師弟子だった著者のみが知る「素顔」と「技」

目次：
まえがき

第一章　中国武術黎明期と私　私家版「謎の拳法を求めて」
　通った塾で中国武術と出会う／不思議な中国武術修行／基本のみを徹底して学ぶ／少しずつ功夫を養う／日本拳法へのあこがれ／日本拳法王者との乱取り／明治大学中国武術研究会の設立／東洋古武道研究会を設立／初めての挑戦者現る／極真からの刺客／最強の挑戦者現る／鼻血から誕生した黒道着／奇妙な新入生／中国武術研究会の誕生／黎明期の中国武術界／モラトリアムの時／初めて松田先生と会う／松田先生、サンフランシスコへ行く／飯塚氏、４回目の破門

第二章　松田門下に入り、拳法修行　あこがれの秘伝を学ぶ
　武術オタクを嫌った松田先生／松田先生の指導風景／大切な黙然師容／弟子は動きだけでなく考えもまねる／武術雑誌の編集者となる／『最強格闘技の科学』で中国武術を実験／ライバルに負けぬよう猛練習の日々／松田先生、大陸へ学習に行く／ひとりで中国大陸を取材する／あなたには武運がある／感動的な八極拳社／馬家の身体操作は武壇系とはまったく異なる／武壇系から馬家への転換／松田先生との組手映像／初公開！非公開版『戦士の詩』／松田先生との秘密練習／番頭役のつらさ／劉雲樵先生の来日／番頭は弟子でもあり小姑でもある／排師し、小八極を学ぶ／武術家としての松田先生の苦悩／松田一門の意識改革／師範代として稽古内容を一新／自ら田英海となる／通臂拳社の設立／八極拳の威力を試す／寸勁を試す／ムエタイとの敗戦で知った松田先生の教え／その教えは弟子たちの中で生きている

第三章　八極拳の基本と套路
　基本功／歩法の基本／八《走にょう＋尚》拳　基本四路／八《走にょう＋尚》拳の用法例と変化／小八極／套路以前の練功／套路　小八極／套路　八極連環拳

第四章　対練と散打
　八極拳の対練／聴勁練習／散打練習／散手｝

第五章　秘伝
　寸勁／六大開変化

第六章　松田先生の言葉
　蘇《日の下に立》彰先生のエピソード／劉雲樵先生のエピソード／八卦掌／練法／ケンカと実戦／八極拳／陳家太極拳／戦闘法／内勁／先生と弟子／趣味／生き方

あとがき