國文学　解釈と教材の研究　第五三巻十一号　特集：文学の中の死　學燈社

2008年8月号　Ａ５判　P193　裏表紙少汚れ　小口僅イタミ

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2008年8月号　Ａ５判　P193　裏表紙少汚れ　小口僅イタミ

目次：
黄泉還り―出雲神話にみる死と再生（島田涼子）
『記紀』における死の意味―死と生産の女神（荻野了子）
源氏物語における死の意味―物語内部の死と外部の死（小池清治）
能に描かれた修羅・地獄（飯塚恵理人）
死絵―追悼を表現するメディア―（藤澤茜）
時代・歴史小説の〈死〉（志村有弘）
現代文学は「死」をどう扱うのか（太田哲男）
作家が描いた死
　安吾における「鬼」と「孤独」―「桜の森の満開の下」を中心に（鈴木紗耶香）
　「花鳥童話集」中の二つの〈死〉―『よだかの星』と『おきなぐさ』をめぐって（竜口佐知子）
　「死者」は偏在する―大岡昇平における「死」（立尾真士）
　救いなき暗黒を導く―三島由紀夫『近代能楽集』第四作「葵上」の死（田村景子）
投稿原稿　野島千恵子作品の中に死の意味を問う―戦死・餓死・殉死・憤死―（林伸一）

【連載】
「明治維新」に異議をとなえたラストサムライ　西郷隆盛（上田篤）
同時通訳者が編む　難訳日英辞典（松本道弘）
心意伝承―遊働世界に生きる―（本荘雅一）
異郷遊歴―古典文学の異空間　第十六回「坂」（前田速夫）
本好き人好き　227　女子教育者（谷沢永一）
逍遙・文学誌　206　「北方風物」（紅野敏郎）

・・・ほか