2010年初版　四六判　P230　帯付　カバー僅スレ

“日本列島に息づく古代朝鮮文化。そのルーツを探る韓国探訪記。
江陵《カンヌン》端午祭、大関陵城ナン堂《テグワンリョンソナンダン》、賓順愛巫女《ピンスネムダン》、豊基《ブンギ》秦氏、太白山浮石寺《テペクサンプソクサ》……。”（帯文）

目次：
白山信仰の謎と古代朝鮮（前田速夫）
　謎の白山信仰
　江陵端午祭の旅
　渡来する神々
　シラヤマ神の淵源
　殺牛祭祀の禁
　穢族の南下と流入の経路
　南島の日月信仰と再生信仰
　大年神の系譜と白日神の正体

朝鮮半島の呪術と霊魂観―巫女《ムダン》を貫く祭儀―
　その一　ソノルムクッ（牛戯の農耕儀礼）―人間文化財　金錦花ムダン
　その二　「萬寿大宅クッ」と祝祭
　その三　別神祭（洞祭の巫儀式・堂クッ）―人間文化財　申石南巫女を追って
　その四　韓国最大の祭り、江陵「端午祭」―韓国最大の祭り、江陵「端午祭」―賓順愛巫女を追って
　その五　珍島のタシレギ（弔い祭り）について

渡来分化と謎の民
　秦氏の末裔、大久保長安
　近世を創った男
　大久保長安と金山・銀山　｛大久保長安と甲斐黒川金山／大久保長安と石見銀山／大久保長安と佐渡金銀山／大久保長安と伊豆金山／院内銀山の光芒｝
　渡来の民・秦氏の末裔
　秦氏と日本文化
　秦氏の原郷を訪ねて
　『豊基秦氏族譜』を読む
　渡来分化と日本列島

あとがき