1976年 14.3×22.2 P262 表紙背および端ヤケ、時代シミ
全262ページのうち特集161ページ。
目次:
【眼玉のひっこし】シャーロック・ホームズ(池内紀)
【画廊】グランヴィル戯画集(編:飯吉光夫)
【新連載・しなやかな時の鏡のように】メモリーズ・オブ・ユー(桃井かおり)
【新連載・サムシングエルス・オン・シネマ】ハード・ボイルド映画(川本三郎)
【詩】
かつて座亜謙什と……(入沢康夫)
二月尽(三好豊十郎)
グノーシスの手帖(鷲巣繁男)
死せる様体にて波に浮く(財部鳥子)
多摩の無精(犬塚堯)
網の目(宗左近)
【長編評論】なぞなぞの謎(高橋康也)
増頁特集 オスカー・ワイルド ダンディズムの栄光と悲惨
【エッセイ】
ワイルドの墓(西村孝次)
ワイルド雑感(なだいなだ)
乾いた女サロメ(高橋たか子)
暖いアイロニー(川村二郎)
【評論】
個人的快楽について(磯田光一)
仮面と存在への飢渇(野島秀爾)
批評としての自立(富士川義之)
ワイルド・グース・ジョイス(大沢正佳)
世紀末・象徴主義(由良君美)
敗け犬としての芸術家(田中美代子)
【伝記】評伝オスカー・ワイルド(前川祐一)
【演劇】
ワイルドの演劇(内村直也)
「真面目が肝心」(郡司正勝)
危険な妖しい「河」(村松英子)
風習喜劇(川崎淳之助)
【ワイルドとその時代】
「ドリアン・グレイの画像」(ペーター 訳:前川祐一)
みごとな語り手/童話(イェイツ 訳:出淵博)
「理想の夫」(ショー 訳:金谷展雄)
非凡なエンタティナー(シモンズ 訳:諏訪部仁)
典型としての精神(ビアボン 訳:金谷展雄)
【世紀末美術】
ビヤズリー(中山公男)
ホイッスラー(池内紀)
ラファエロ前派(岡田隆彦)
ホールワード(石子順造)
【ワイルドと現代文学】
ワイルドとカミュ(窪田般弥)
ワイルドとロレンス(梅田昌志郎)
美の殉教者(井上輝夫)
怪物じみた芸術家(ボルヘス 訳:松本耿夫)
最も悲劇的なものを(ウィルソン 訳:中村健二)
【ホモ・セクシュアル】
信じがたい生涯(オーデン 訳:中矢一義)
ワイルドとダグラス(松田修)
【評論】イェイツとネルヴァル(出淵博)
【現代詩の彼方に】エンツェンスベルガー(飯吉光夫)
【ユリイカ詩書批評】大岡信 遊星の寝返りの下で(今井裕康)
【連載】断章(大岡信)
【解放区】
【われ発見せり】散華(菅原文太)