1976年　14.3×22.1　P262　表紙クスミ、汚れ

全262ページのうち特集177ページ。

目次：
【眼玉のひっこし】ヴォルテール（池内紀）
【画廊】グランヴィル戯画集（編：飯吉光夫）
【しなやかな時の鏡のように】マイ・フーリッシュ・ハート（桃井かおり）
【サムシングエルス・オン・シネマ】玩具のマーチ（川本三郎）
【神話空間の詩学】透明な凝視（高橋英夫）
【詩】
　儀式（渋沢孝輔）
　ながら（藤富保男）
　片々（岡田兆功）
　坩堝について（鈴木漢）
　水縁抄出（藤井貞和）

特集　三島由紀夫　復刊100号記念
【エッセイ】
　たゞ一人（保田與重郎）
　いわでもの記（杉浦明平）
【評論】
　三島由紀夫の苦悩（吉田満）
　「仮面の告白」（作田啓一）
　大審問官を夢みた男（佐藤忠男）
　三島由紀夫管見（竹内良和）
　神の死の神学（大木英夫）
　鏡の亀裂（出口裕弘）
　距離の悲哀（野島秀勝）
　「午後の曳航」（田坂コウ）
　三島由紀夫論（岸田秀）
　三島由紀夫のデーモン（渡辺広士）
【対話】三島由紀夫と昭和史（橋川文三、野口武彦）
【エッセイ】
　三島由紀夫と世紀末（佐伯彰一）
　三島氏の思い出（中村稔）
　その日豊饒の海で（辻井喬）
【評論】
　三島のお化けが出る（いいだもも）
　恋闕者の戦略（松本健一）
　「太陽と鉄」（上野コウ志）
　「憂国」（佐佐木幸綱）
　三島由紀夫論（田中美代子）
【研究】
　金閣寺―詩と事実の間（福島章）
　ギリシア悲劇と三島（利光哲夫）
　英国からみた三島の死（山内久明）

【ユリイカ詩書批評】
　岩田宏　社長の不在（阿部昭）
　北村太郎　眠りの祈り（野呂邦暢）
　佐佐木幸綱　万葉へ（岡野弘彦）
【連載】
　印象（粟津則雄）
　断章（大岡信）
　変化ＩＩ（吉田健一）
【海外通信】アメリカ現代詩の情況（クリーリー　解説：諏訪優）
【解放区】
【われ発見せり】青春の時間（西尾幹二）