昭和51年初版 B6判 ソフトカバー P191 カバー少スレ、背ヤケ 小口ヤケ、時代シミ 末尾ページ時代シミ
イラスト・図版・劇画:武下新一、八木正彦、吉浦重則、森敏明、三橋芳雄、中里正一、坂戸康之、じんながひろ
目次:
口絵 {これが火とんの術だ/これが忍術の道具だ/これがしかけやしきだ/有名な忍者隊はこれだ/これが忍者のくんれん法だ}
劇画 巻物をとりもどせ―忍者久保右衛門
監修者のことば きみは忍者を知ってるか
第一章 これが忍者だ
{忍者は日本中にいた/忍者は戦国時代に活やくした/どうして伊賀・甲賀で忍術はさかんになったのか/忍者のやくめは五つあった/信長が伊賀をせめた―天正伊賀の乱―/これが忍び道具だ (・1 のぼり器 ・2 水器 ・3 開器 ・4 火器)/劇画 あやうし家康―本能寺の変と徳川家康/忍者の服そうはこうだ/これが忍び六具だ/忍者はへんそうの名人だ/これが忍者の武器だ/忍者の兵器はこれだ/家康と甲賀忍者隊―はじけの述/しかけやしきはいまでもある/しかけやしきの内部はこうだ/忍者はこうやってからだをきたえた/(呼吸をととのえる)/走りかたと歩きかたはこうだ/(足あとのごまかしかた)/徳川忍び組が活やく―大阪冬・夏の陣/徳川忍び組とはなんだ/これが伊賀十一忍だ/忍者のじょうけんとおきてはこれだ/(感情を敵に見せるな)/劇画 激闘!島原の乱―甲賀忍者団の活やく/(猿飛佐助は実在したか)}
第二章 忍者のはじまりはいつだ
{聖徳太子が忍者をつかった/忍者のはじまりは中国か/山伏が忍術をはじめた/平将門は分身の術をつかった/藤原千方が伊賀忍術のはじめ/盗賊からも忍者はおこった/源義経は忍者だった/帰化人とクグツが忍者のはじめ/楠正成は忍者戦法をつかった/スッパ・ラッパが大あばれした/海賊からも忍者はおこった/年表・忍者のはじまり}
第三章 これが忍術だ
{陽忍と陰忍はどうちがう/(上忍・中忍・下忍)/陽忍の法・やまびこの術/(へいの長さをはかる)/陽忍の法・里人の術/(堀のはばをはかる/忍びこむのはいつだ/(とおくをながめる)/雑賀忍者の雑賀孫一/忍び刀はこうつかう/(北か南か方角を知る)/敵に気づかれない方法/(時間や時刻を知る)/忍者は動物も利用した/(ものまねも必要だ)/劇画 鬼神風魔小太郎―風魔忍法立ちすぐり居すぐり/家忍=家に忍びこむ術(1)/(道具をつかう家忍)/家忍=家に忍びこむ術(2)/(敵はねむっているか)/城営忍=城に忍びこむ術(1)/(堀の底のしかけ)/城営忍=城に忍びこむ術(2)/(忍者をふせぐ石垣)/おくびょうな忍者/(忍者の三病)/夜道を歩くときの注意/(にせ手紙もかいた)/忍者のれんらくの方法/(忍者のあいことば)/かくれる術は十とおり/(あやしまれない術)/信長をねらえ/牢からぬけだす方法/(忍者のけいたい食料)/五とんの術とはなんだ/(水みゃくを知る方法)/にがかた六術はこれだ/(忍者は薬もつくった)/幻術もつかった加当段蔵/忍者戦法ばけものの術/忍者戦法すてかまりの術}