
2006年 四六判 P301 カバー上端僅イタミ、背僅ヤケ
目次:
1 物語から心理小説へ/2 海の宴に 「花ざかりの森」/3 神仙の通い路/4 落花狼藉ー英雄祖型について 「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」「青垣山の物語」「エスガイの狩」/5 時の断崖 「岬にての物語」/6 「サーカス」と特攻隊 「サーカス」「昭和廿年八月の記念に」「重傷者の兇器」/7 恋物語の脱構築 「盗賊」/8 文人の処世―川端康成との出逢い 「川端康成論の一方法ほか」/9 鏡のなか―守護神ラディゲ 初期ラディゲ論/10 扮装と仮面 「扮装狂」/11 私を作家にした「私」 「仮面の告白」/12 拒んだ愛・拒まれた愛 初期短篇/13 形態《フォルム》の魅惑 戯曲の方法/14 潜在意識に潜行する 「愛の渇き」/15 死神への挨拶 「毒薬の社会的効用について」/16 英雄のモザイク 「青の時代」/17 世界模型としての小説 「禁色」/18 詩から戯曲へ 「班女」「鹿鳴館」「白蟻の巣」/19 女人変幻 「沈める滝」「女神」「幸福号出帆」/20 夢の破れ 「潮騒」「恋の都」「にっぽん製」/21 奈落の階梯 「金閣寺」「永すぎた春」「美徳のよろめき」/22 0氏の自画像 「橋づくし」「女方」「スタア」/23 家族異変 「熱帯樹」/24 アイドルを探せ―“太陽族”登場 「現代小説は古典たり得るか」/25 反教養小説 「鏡子の家」/26 発見された生活 「裸体と衣裳」「鏡子の家」/27 メビウスの輪の中に 「鏡子の家」「十八歳と三十四歳の肖像画」「自己改造の試み」/28 廃された王位 「宴のあと」「お嬢さん」「獣の戯れ」/29 人間を改造する 「愛の疾走」「午後の曳航」「肉体の学校」/30 聖家族の逆襲 「美しい星」「絹と明察」/31 理想の結婚 「音楽」「三島由紀夫レター教室」「夜会服」/32 「ロマンチックの病ひ」について 日本浪漫派/33 行動のゆくえ 「複雑な彼」「命売ります」/34 政治劇のあとに 「喜びの琴」「朱雀家の滅亡」/35 ファリック・ナルシシズムの行方 「林房雄論」/36 形式《フォルム》の力 「憂国」/37 処女を怖れる 川端論「月澹荘綺譚」/38 鉄格子の内と外で 「サド侯爵夫人」/39 筋肉の扉 「太陽と鉄」/40 悪魔=展望の誤謬 「文化防衛論」ほか/41 失われた王国へ 「英霊の声」ほか/42 矢は引き絞られて 「行動学入門」ほか/43 対岸の花 谷崎論/44 精霊の来訪 「荒野より」「蘭陵王」「時計」/45 受肉または俳優の恍惚 「癩王のテラス」/46 純潔の闇 「春の雪」「奔馬」/47 知性の内乱 「暁の寺」「天人五衰」/48 単性生殖 方法論」
あとがき