1982年 A5判 P226 表紙クスミ、背ヤケ、端少イタミ ページ上角少折れ跡
全226ページのうち特集98ページ。
目次:
【迷宮劇場・最終回】永遠のアダム(私市保彦)
【起承転結・最終回】歌用辞典(安野光雅)
【詩】
小詩集 草刈り 他三編(川田絢音)
幻燈(大平昇)
【特別インタヴュー】悪夢としての映画(ダニエル・シュミット)
【干物の冒険・最終回】終末(長新太)
【表徴の現象学・最終回】意味の戯れ あるいは一九八二年の文化シーン(中野収)
特集:ケストナー 子どもの現在
【エッセイ】
ライプチヒのころ(エンダーレ 訳:田尻三千夫)
「肝玉小父さん」としてのケストナー(飯沢匡)
文体家と博愛家(J・クリュス 訳:田尻三千夫)
【ケストナーの文学】
方法叙説としての『ファビアン』(上野瞭)
ケストナーとの幻想対談(前川康男)
お菓子とメランコリー(丘澤静也)
【イラストレーションとケストナー】
ケストナー・カレイドスコープ(まえのまり)
微笑の国から ワルター・トリヤーの世界(伊藤俊治)
【対話】わたしたちがケストナーを読んだころ(今江祥智、川本三郎)
【子ども、その深層意識】
ふたりのロッテ(秋山さと子)
ケストナー自由連想(山中康裕)
【他者としての子ども】
「ノーレンドルフ広場」の異物たち(本田和子)
鬼にせんべい(奥本三郎)
ケストナーと子どもたち(大西赤人)
【エッセ・シネマトグラフィック・最終回】柩のなかの眼差 ドライヤーの『吸血鬼』(四方田犬彦)
【短期集中連載・下】『変化の象徴』より 蛾の歌(承前)(C・G・ユング 訳:野村美紀子)
【『秋』創作ノート・3】小説構想への試み(三)(中村真一郎)
【聖務・典礼 翻訳と註解1】聖なる楽しみ(S・マラルメ 渡辺守章)
【メディチ家の滅亡・最終回】枢機卿大いに笑う(中田耕治)
ユリイカ総目次1982
【解放区】
【われ発見せり】食事の誘惑(梅本洋一)