1978年 A5判 P238 表紙スレ、クスミ、角折れ跡、背イタミ
全238ページのうち特集97ページ
目次:
【エジプト学夜話 9】競争者たちのスタイル(酒井傳六)
【舞踊のコスモロジー IX】妖精(市川雅)
【歩行と思索】
ズッコケの社会学(森毅)
エポフィルス(日高敏隆)
記念碑について(玉城哲)
【弁証法における体系構成法 第五回】「方法論的展開相」の構図(廣松渉)
【インタヴュー】権力とはなにか(ミシェル・フーコー フォンタナ 訳:今井成美)
特集 ポルノグラフィー
【ポルノグラフィーの条件】ポルノグラフィーをめぐる断章(澁澤龍彦)
【ポルノグラフィーとしての人間】ポルノグラフィについて(岸田秀)
【エッセイ】
「いい気分」について(大島渚)
なぜ書くか(富島健夫)
【ポルノグラフィーとしての文学】
《ポルノグラフィ》をめぐる二十の断章(清水徹)
鏡の国のエクリチュール(高橋康也)
「しかるべき口実」の周辺(池内紀)
【ポルノグラフィーとしての科学】
ソドムのハムレット ハヴェロック・エリスとその時代(河村錠一郎)
ポルノグラフィーと魔女妄想の深層 性的タブーの歴史的人間学的考察(栗本慎一郎)
ポルノグラフィーと性科学 性科学の成立と展開はなにを物語るか(安田一郎)
【ポルノグラフィーとしての芸術】ポルノアトランティス(海野弘)
【インタヴュー】特別企画=ジャック・デリダは語る 他者の言語 第三回 バタイユ、ブランショら、フランス現代文学の示唆するものをさぐる(ジャック・デリダ、ベルナール・グラシエ、高橋允昭)
【書評・現代思想】
「慣用」の美学 高階秀爾著『日本近代の美意識』(磯田光一)
ユングと現代 さまざまなユング論の意味するもの(秋山さと子)
記憶劇場の場景想設のために 『形象と文明』『構造と言語』『世界劇場』『記憶術』など(出淵博)
デュルケムの新研究(杉山光信)
【呼びかける時代インド 5】ラーマ・クリシュナ・ミッションの現状(中村元)
【コスミック・アイ】映画館をめぐりて さまざまな映画とさまざまな映画館(巖谷國士)
【狂気の考古学 9】知恵遅れと未来学(小田晋)
【研究手帖】建築を読む(鈴木博之)