1998年 A5判 P374 表紙背および端ヤケ 末尾広告ページ下角折れ跡
全374ページのうち特集325ページ
目次:
【連載 アンゼノロジー 8】医療のなかの安全 安全学の可能性8(村上陽一郎)
【歩行と思索】
六〇年代論と知識人(富山多佳夫)
原始数形と相対数系(岩谷宏)
【「女」とは誰か】私という旅(承前) 権力資源としての言語(リサ・ゴウ 聞き手:鄭暎恵)
特集 ウィトゲンシュタイン
【ウィトゲンシュタインのアクチュアリティー】
ウィトゲンシュタインを読む 反時代的考察のために(石黒ひで)
日常性への回帰 アメリカの声・私の声(S・カベル 聞き手:齋藤直子)
没落に抵抗すること 文化の哲学者としてのウィトゲンシュタイン(S・カベル 訳:齋藤直子)
【ウィトゲンシュタイン研究の現在】
言語とメタ言語(飯田隆)
言語ゲームと言語ゲームの間(野矢茂樹)
色彩と光 ゲーテとウィトゲンシュタイン(河本英夫)
ウィトゲンシュタインの数学の哲学について(H・パトナム 訳:津留竜馬)
フレーゲ・『論考』・論理中心的窮境(T・G・リケッツ 訳:中川大)
さらなるパラドクス 規制のパラドクスからの新展開(森村くるみ)
【内的関係】
言語実践と論理的主体(古田裕清)
次元、奥行き、そして弁証法(S・M・ローゼン 訳:河村一郎)
実践から見たウィトゲンシュタイン( 「理論に至る道」から「社会的詩」へ(J・ショッター 訳:塩谷賢)
応答の秩序 新しい敬虔主義(E・T・ゲンドリン 訳:斎藤浩文)
【謎】
謎なぞとアンセルムスの謎(C・ダイアモンド 訳:樋口えり子)
石版を巡る幾つかの体制(澤野雅樹)
反復をと解釈 序説 「規則に従うこと」への一視角(高橋義人)
存在論としてのウィトゲンシュタイン 方法論としてのドゥルーズ=ベルグソン(郡司ペギオ-幸夫)
【書簡】
像と「神話の体系」(関口浩喜)
「痕跡」のいかがわしさについて 記憶に関するウィトゲンシュタインの所見より(篠原成彦)
他者の語りとしての〈私〉論 永井独我論の脱構築(勝守真)
神話の動物たち(大林太良、吉田敦彦)
【研究手帖】スタニラフスキーからギブソンへ(宮崎清孝)