昭和58年 A5判 P668、630+索引P72 各巻帯イタミ、汚れ 函ヤケ 本体元パラ折れ跡 上巻函シミ汚れ
目次:
【上巻】
口絵
序
凡例
序章 民俗の概観
はじめに
{一 生活の時間と空間/二 民俗の変化と行政/三 県内のさまざまな民俗}
第一章 社会生活
第一節 村の構成 {一 農山村の構成/二 漁村の構成}
第二節 相互扶助と年齢集団 {一 農山村の相互扶助/二 漁村の相互扶助/三 年齢集団}
第三節 株内と擬制家族 {一 株内と家/二 擬制家族}
第四節 講集団
第二章 生業(なりわい)
第一節 稲作と稲作儀礼 {一 田植え/二 田の管理/三 取り入れ}
第二節 畑作と畑作儀礼 {一 焼き畑/二 麦と雑穀/三 芋/四 工芸作物}
第三節 林野でのかせぎ {一 牛/二 狩り/三 林業と炭焼き}
第四節 漁業と漁民の信仰 {一 干潟漁業/二 河川漁業/三 沿岸漁業/四 海の信仰と俗信/五 造船とその儀礼}
第五節 緒職・出稼ぎ・副業 {一 緒職/二 出稼ぎ/三 副業}
第三章 生活のなかの道具
第一節 農業の道具 {一 耕作の道具/二 収穫から加工までの道具}
第二節 運搬の道具
第三節 身のまわりの道具 {一 飲食の道具/二 住まいの道具/三 身につける道具}
第四節 山仕事と畜産の道具
第四章 交通と交易
第一節 陸上の交通 {一 道と道しるべ/二 運搬用具/三 旅の習俗}
第二節 水上の交通 {一 高瀬舟/二 海の道}
第三節 市と商人 {一 市/二 行商と仲買い}
第五章 衣食住
第一節 衣服 {一 身につけるもの/二 機織りと染色/三 着物の習俗}
第二節 食の生活 {一 ケ(褻)の食事/二 ハレ(晴れ)の食事/三 おかず}
第三節 住居 {一 建築の習俗/二 屋根/三 間取り/四 母屋のなか/五 母屋の周辺}
第六章 民間信仰と修験道
第一節 屋敷神と屋内神 {一 屋敷神/二 屋内神}
第二節 ミサキ信仰 {一 神の先駆け/二 使者の信仰/三 祟るミサキ}
第三節 荒神 {一 荒神の祭祀/二 各地の荒神}
第四節 地神と塞の神 {一 地神/二 地主神と地ぼとけ/三 塞の神}
第五節 水の神 {一 井戸・用水の神/二 雨乞い/三 水神の性格}
第六節 山の神 {一 山人の信仰/二 山の神と農牧神}
第七節 ミコ神
第八節 県内の特異な信仰
第九節 大山進攻 {一 大山のさまざまな信仰/二 下山明神と山伏}
第十節 大師信仰と八十八ヵ所めぐり {一 大師信仰/二 八十八ヵ所巡り}
第十一節 神を取り次ぐ人 {一 ミコ/二 大夫}
第十二節 修験道 {一 児島山伏/二 後山行場/三 講と修験/四 山伏寺/五 修験と民間信仰}
【下巻】
口絵
序
凡例
第七章 祭り
第一節 立会祭り
第二節 当屋と宮座
第三節 お田植え祭り
第四節 緒社の祭り
第五節 寺院の祭り {一 護法祭/二 会陽/三 練り供養}
第八章 年中行事
第一節 正月の行事 {一 コトハジメ/二 餅つきと年の市/三 オオトシ/四 元日となのかび/五 仕事はじめ/六 小正月/七 正月の終わり}
第二節 春の行事
第三節 夏の行事 {一 夏祈祷と虫送り/二 七夕と盆/三 盆と子供}
第四節 秋と冬の行事
第九章 人の一生
第一節 お産と子育て {一 お産/二 タジョウまで/三 子供から若者へ}
第二節 結婚 {一 ヨメイリまで/二 ヨメイリ}
第三節 厄年と年祝い
第四節 死の習俗 {一 死の予告/二 死の忌み/三 葬礼の準備/四 お通夜/五 出棺と葬列/六 トムライのあと/七 墓地と石塔}
第十章 民俗芸能
第一節 備中神楽
第二節 盆踊り
第三節 その他の踊り
第四節 芝居と遊び
第十一章 口頭伝承
第一節 昔話 {一 決まった言葉/二 伝承の状況/三 昔話の分布}
第二節 民謡 {一 分布と特色/二 さまざまな民謡}
第三節 伝説
第十二章 民俗知識
第一節 天文気象
第二節 諺・唱え言・謎
第三節 民間療法
参考文献
写真・表・図一覧
索引