大正11年3版 四六判 和綴 P166 全体に経年によるヤケ、シミ、少イタミ 見返しおよび扉ページイタミ、シミ汚れ 数ヶ所にページ下角折れ跡 P31小穴 巻頭「諸言」と第一章1ページ目乱丁か?
旧字旧かな遣い
※巻頭の「諸言」1ページ目と第一章1ページ目が入れ替わって印刷されているように見受けられます。
“余《わたくし》は永年各宗の祈祷を調べて見たが要するに一つ方法がありさへすれば何宗旨に限らず誰にでも、交霊祈祷が出来る事を発見しました之が真の祈祷で開闢以来未だ曾て各宗教が発見せなかった、祈祷の真髄を今回交霊祈祷として人救けの為に出したのであります、即ち秘法の開伝でありますから之れを心得すれば何宗旨に関係せず家庭に確実な祈祷が出来ます”(自序より)
目次:
第一章
札守作り方/諸符作り方/諸まじない仕方/方除秘法
第二章
秘法口伝/霊祭仕方/諸難除法/幣帛切り方/祈祷場に張る注連切り方
第三章
祈祷仕方/交霊祈祷法と降神術/祈祷奥伝/病人の生死を見る法/祟りものを指に呼び出す法/神霊祭り方/九字切り方/護身用木剣作り方/体内の男女を知る法/勝運勝利守の作り方
第四章
悪霊発見退散秘伝/死霊退散法/狐狸の邪気発見法/狐狸精退散法/狐憑退散の符/狐憑走りたがるを止むる法/狐憑発見法/狐精封じ法/方罪発見法/除方砂まき法/諸悪気邪霊退散法
第五章
身体拭取紙秘法/諸悪霊退散和歌/悪人退治法/神の種類と託宣語集/祈祷斎壇と実験/離れかねたる時話す法
第六章
特種秘法/生リョウ《ヨの下に四つ点》死リョウ邪気箇封法/生死リョウの障の時病気に書く法/生死霊一切邪霊除祈念文/狐憑の見様と狐居所/種々の霊気を発見する法/疫病祈祷の順序/生霊死霊兼て祈念する時/狐憑紀念の事/八方除守
第七章
一切身体を拭取る紙書き様/祈祷中病人の相を見る法/命数知る法/病相大意/祈祷中病気相貌心得/酒呑廓清法/祈念交霊せんとする時秘法/交霊祈祷を行ふ人に一言注意を与ふ/地祭祈念法/古き先祖よりの障碍消滅法
第八章
交霊祈祷と催眠術の比較/交霊祈祷と一喝催眠/同言語催眠/同隔地催眠/同生理催眠/同凝視催眠/同音調催眠/同触接催眠/同嗅覚催眠/同筋覚催眠/同瞳視催眠/同圧瞼催眠/同大喝催眠/同圧頭催眠/同開閉催眠/同暗室催眠/交霊祈祷と睡眠/睡遊者を催眠せしむ/同強制催眠交霊祈祷と催眠術の覚醒法/憑霊現象の解剖/交霊祈祷実験集