1995年 14.3×22.2 P326 表紙少ヤケ、少スレ、クスミ 小口少イタミ
全326ページのうち特集240ページ。
目次:
【新ビデオドラマ―もう一つの映画館 第六夜―】 清水宏を見る 『泣き濡れた春の女よ』他(山田宏一)
【耳目抄 145】 葉桜・牡丹・藤の房(竹西寛子)
【『パサージュ論』マルジナリア 6】 無為の時間(鹿島茂)
【いかにして女性の哲学は可能か 第2講】 女の思考法と区別性(三枝和子)
【詩】
笑う男(正津勉)
そぞろ日和(岩佐なを)
艤装の唄(中川千春)
城(正木克美)
【特別掲載】 胡夢蝶氏と古都フエの物語(平岡正明)
特集:ピエール・ブーレーズ
【ディスクール/エクリチュール】
インタビュー 70歳を迎えたブーレーズ(編:S・プレイストウ)
インタビュー 20世紀音楽を語る(聞き手:末延芳晴)
インタビュー 『レポン』をめぐって
インタビュー ドメーヌ・ミュジカルからIRCAMへ
フーコーをめぐる思い出(ブーレーズ)
フランク・ザッパを悼む(ブーレーズ)
【作曲家のみたブーレーズ】
初めて出会った日の直感(メシアン)
ブーレーズと日本(松平頼暁)
ブーレーズの知見・IRCAM(湯浅譲二)
【コラボレイターのみたブーレーズ】
ワグナー、そしてその後(P・シェロー)
音楽を踊る(ベジャール)
インタビュー ピアノ、ブーレーズ、そして現代音楽の省察(P-L・エマール 野平一郎)
インタビュー ブーレーズとIRCAM(L・ベイル)
【マラルメ、シャール、偶然性】
手紙 往復書簡集(ブーレーズ J・ケージ)
シャールとブーレーズ(笠羽映子)
怒れる純粋職人《ビートニク》 ルネ・シャール“主なき石鎚”への共振(丹生谷貴志)
マラルメの光輝《プリ・スロン・プリ》とその周辺(白石美雪)
「知性」の隠喩 あるいはブーレーズとマラルメ(川竹英克)
【アヴァンギャルディスムの行方】
20世紀音楽のなかのブーレーズ(長木誠司)
構造と時間(椎名亮輔)
歴史を歪ませる夢は可能か(小沼純一)
ブーレーズ・ミーハー パリ観光記(加藤総夫)
応答 絵画は音楽のように:クレーとブーレーズ(松浦寿夫)
【指揮する人】
時空の操作者 指揮するブーレーズ (伊東乾)
音楽が喪に服す時 シャトレ座の《ペレアスとメリザンド》(千葉文夫)
マエストロ・プログレッシーヴォ(五十嵐玄)
【現代思想の中で】
突き抜けられた画面(フーコー)
ブーレーズ、プルーストと時間(ドゥルーズ)
クリエイティヴな反省(リオタール)
アマチュアの災難(プルデュー)
【資料】
ブーレーズ指揮CD解題(伊藤制子)
ブーレーズ作品主要CD解題(五十嵐玄)
IRCAMクロニクル(編:木下健一)
ブーレーズ略年譜
コラム ワールド・カルチュア・マップ
【アメリカ】マルチカルチュラリズムへの傾斜(小池美佐子)
【イギリス】再生する共同体(本橋哲也)
【フランス】象を説明すること(堀江敏幸)
【ドイツ】アニタとレニ(福島博彦)
【ラテン・アメリカ】文明と未開 ルイス・セプルベダ『恋愛小説を読む老人』(安藤哲行)
【ロシア】『ユリシーズ』、今ロシアで(武田昭文)
【ロシア】映画の無事を祈ってくれ(澤野雅樹)
【中国】虚構の都市のラブ・ストーリー(藤井省三)
【幻想通信】PS/Vヴィジョンのゲームパワー(大瀧啓裕)
今月作品
われ発見せり ルイーズ・ラベのこと(高岡淳四)