陰陽五行と日本の文化 吉野裕子 大和書房

2004年2刷 四六判 P221 帯付 カバー僅イタミ

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2004年2刷 四六判 P221 帯付 カバー僅イタミ

“なぜ幽霊は足がなく、丑三刻に出現するのか?
日本の社会に深く秘された中国古代哲学の法則を解きほぐし、宇宙の理とバランスにのっとる、日本文化の真の姿を究明する。”(帯文)

“「一太陽二陰陽」の宇宙観は、その明解な論旨により、七・八世紀の日本の社会に深く浸透し、日本の文化の基盤を形作った。茶道、造園、能、数、絵画、仏教彫刻など日本を代表する文化が、いかにこの哲学の影響下にあるかを明らかにした、画期的論証。”(カバー袖紹介文)

目次:


紫は何故、至高の色か―源氏物語によせて
 一 太極 {1 混沌と太極/2 混沌と「子」/3 「子」と「北」と「冬」/4 太極と太一}/二 『源氏物語』五十四帖の推理/三 紫色の推理/四 うす紫の意味するもの

陰陽五行と古代中国の楽器
 一 韓国旗―「太極と陰陽二元」の宇宙像/二 八音(はちおん・はちいん)と五行配当表/三 楽器の象意/四 八音表の意味するもの/おわりに

能舞台の象徴性―易・五行による推理
 はじめに/一 舞台の形―三間四方の意味/二 松―鏡板の老松と橋懸りの松 {1 松と日本人/2 「松」の字の意味/3 八白土気/4 「子日遊」の松/5 影向の松と鏡板の松/6 橋懸りの松}/三 囃子 {1 笛と鼓/2 『五行大義』による笛・鼓の意味/3 笛・鼓・松および地謡座}/おわりに

幽霊の法則性
 はじめに/一 幽霊の要件 {1 女ということ/2 足がないということ/3 手が垂れ下がっているということ/4 手が垂れ下がっているということ/5 「柳の下」という出現場処}/二 幽霊の出を告げる「ヒュウドロドロ」/三 ピーヒャラドンドンとは?/四 祇園囃子「コンチキチン」とは?/五 「チンドン屋」とは?

易・五行と庭園
 一 『作庭記』と陰陽思想 {はじめに/1 『作庭記における「石」/2 「石」の恒常性/3 「石」重視の理由/4 五行の法則の重視/おわりに}/二 禅宗の庭園―龍安寺の石庭の場合 {はじめに/1 陰陽五行について 生数と成数/2 石の移動/3 土気の本性と、移動の可能性 (1)東の場合 (2)西の場合 (3)北の場合 (4)南の場合 /4 南の二個の石群の意味するもの―火の重視/5 禅宗の奥義と「火」/6 石庭の第一義/7 石庭の第二義}/三 禅宗の庭園―大徳寺大仙院南庭の立砂の場合

易・五行と茶の世界
 一 喫茶における茶の薬理/二 茶の湯における水の重視/三 宇宙の造型・四畳半茶室のルーツ {はじめに―茶の間について/1 茶室の起源/2 石灰壇/3 玄々斎による四畳半の意義}/四 「カネワリ」について {1 カネワリ/2 五陽六陰/3 カネワリ再論 ・金気としての言語 ・「カネワリ」は「金割り」か}/五 花と茶会―夜咄茶会 {はじめに/夜会の花 燈花}

『古今和歌集』の成立
 一 「うた」とは「うたわれつもの」ということ {1 「うた」は「歌」。「歌とは土気/2 循環の原理}/二 五行の法則による『古今和歌集』の推理 {1 古今集と陰陽五行/2 撰者の人数「五」/3 撰集の「時」/4 撰集の「場処」/5 「年内立春」の歌}/三 『古今和歌集』撰上の意義

易・五行と枕詞
 一 御食向ふ {はじめに/1 「御食向ふ」の意味/2 『万葉集』中で「御食向ふ」を枕詞とする歌/3 「御食向ふ」を枕詞とする語類/4 「キ」について/5 「ア」「アハ」「アヂ」「ミ」「ミナ」について}/二 タマキハル {はじめに /1 枕詞「タマキハル」の初出/2 北極星の神霊化=天皇大帝/3 「タマ」と「キハル」/4 「タマキハルウチ」は「《王+幾》際る内裏」か/おわりに}/三 ひさかたの {1 賀茂真淵説/2 瓠・匏とひさご・ゆうがお/3 辞典に見る瓠・壺・虚/4 韓国慶州遺跡の瞻星台/5 瓠と壺中天}

「瓢鮎図」と陰陽五行
 一 諷刺画としての「瓢鮎図」/二 将軍義持の生涯/三 「瓢鮎図」の主役、側役 {1 土気としてのナマズ/2 小ナマズ→実は義嗣/3 瓢箪(瓠)→実は天/4 竹→実は後小松天王}/おわりに

御霊会と陰陽五行
 一 悪霊に狙われる花の都 {1 防禦の種々相/2 饗饌による悪霊防御/3 陰陽五行による疫神剋殺}/二 桓武天皇をめぐる怨霊の系譜 {1 光仁天皇登極と皇后・皇太子廃位/2 桓武天皇登極と早良親王配流/3 桓武天皇をめぐる五柱の怨霊}/三 御霊神社の怨霊とその特質 {1 御霊会の意味するもの/2 祭礼の日取りと祭具の意味/3 崇道天皇追尊の日取りと武人派遣}/おわりに

百済観音―北斗七星の造型
 はじめに/一 百済観音の由緒/二 北斗七星の造型としての百済観音 中国における北斗七星/三 中国古典にみる北斗七星の三大特質/四 百済観音にみる北斗七星の特質/五 百済観音の執り物(水瓶)/六 支柱とその「竹」の彫り込み/七 五角型の台座

「数」と日本の祭・民俗
 はじめに/一 象と数 {1 「象」について/2 「数」について}/二 五行循環 ・「生殺」の軸/三 生気の数、十一 {1 十一面観音を主役とする祭/2 民俗行事における十一}/四 殺気の数、十三と四十九 {1 十三塚/2 多武峯木造十三重塔について (1)聖地多武峯 (2)木造十三重塔とその伝承 (3)風水思想 (4)十三という数 (5)なぜ木造なのか (6)感応について/3 民族における四十九および十三の数}/五 祖神の数、七

「鶏」考―鳥居の推理
 はじめに/一 「木畜」としての鶏 {1 『易・説卦伝』と鶏/2 「巽」に配される鶏/3 「巽」とは?/4 鶏にみられる五色/5 五色の鶏の信仰とそのタブー}/二 「鳥居」 {1 日本の神社と鳥居/2 天門(乾)と地門(巽)/3 風神の古義は鳥/4 「巽」卦の造型としての鳥居}/三 「祓い」と鶏 {1 木綿付鳥}/四 「金畜」としての鶏 {1 迎春呪物としての鶏/2 祈年祭と鶏}/五 「土畜」としての鶏 {1 土気に配当される鶏/2 鶏鳴と土気/3 岩戸がくれ神話と鶏/4 ご遷宮と鶏/5 鶏人}

宇宙像「一太極二陰陽」と日本
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