雲南の民族文化 編:飯倉照平 研文出版

1983年初版 四六判 P248 カバー少クスミ、上端少イタミ

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1983年初版 四六判 P248 カバー少クスミ、上端少イタミ

“変化にとんだ地形の雲南は、その面積が日本の全体をあわせたものにほぼ等しい。現在の人口は約3000万。そのうち3分の1が漢族以外の少数民族である。……中国のなかでも、雲南はもっとも多くの少数民族が雑居している地域なのである。
 中尾佐助氏らの提唱した照葉樹林文化論では、その発源地とみられる。「東亜半月弧」の中心に雲南が擬せられている。中国民話の会の二度にわたる雲南訪問も、そのような照葉樹林文化のふるさとをたずねる思いをひめたものであった。しかし、現実にわたしたちの眼の前に現われたのは、徹底的に人の手の加わった耕地と山地であった。照葉樹林のおもかげは、保護されてきた寺院などに見られるにすぎなかった。そして、ペー族やイ族の暮らしぶりをまのあたりにすることによってわたしたちが感得したのは、彼らの生活全体を理解することなく、日本との個々の類似点を恣意的に引きだすだけにおわってはいけないということであった。漢族をふくめた雲南の諸民族の歴史と現状を知ることによってこそ、その神話や昔話などの口承文芸についての理解も深まるにちがいない。
 なお、「民族文化」という用語は、日本語としてはあまり熟していないかもしれない。中国ではどちらかといえば「少数民族の文化」をさすことばとして使われることが多い。わたしたちとしては、漢族をふくむ諸民族の文化という内容を託したつもりである。(本書「はじめに」より)”(カバー裏紹介文)

目次:
はじめに―序にかえて―

雲南少数民族の創世神話(谷野典之)
 一 はじめに
 二 雲南少数民族の創世神話
 三 雲南周辺地域との比較
 四 おわりに
イ族の伝承文芸(志村三喜子)
 一 イ族とその奴隷制度
 二 伝承形態と伝承の場
 三 イ族の昔話の底流―蛇婿入りと竜宮女房をめぐって―
タイ族の文学とザンハ制度(王松 訳:會士才)
 {社会制度としてのザンハ/「詩の民族」における創造者/文化の伝播者の役割/宗教とのかかわり方/タイ族社会での位置}
雲南少数民族の作家と作品(牧田英二)
 一 はじめに
 二 雲南少数民族の作家 {(1)イ族/(2)ペー族/(3)ナシ族/(4)その他の民族の作家}
雲南と日本人(飯倉照平)
 一 鳥居竜蔵の眼に映った少数民族
 二 明治期に実地踏査を試みた人たち
 三 辛亥革命の前夜から民国初年まで
 四 日中戦争下の雲南で

あとがき
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