昭和32年10月号　14.8×27.0　P44　全体に経年によるヤケ、クスミ、時代シミ　表紙端僅イタミ

講師：奥田富子、郡菊夫、清水一

目次：
暖房して生活を愉しく能率的に（奥田富子）
　｛火にあたるより陽にあたれ／快適な状態・体感温度・最高最低温度／熱授受の三つの姿／暖房は何が一番安上りで、便利で衛生的かということ／燃料の経済比較／100円で購入できる有効熱量／完全燃焼ということ／一酸化炭素の毒性／各種ストープを燃やしてできる一酸化炭素量／六畳間を暖房する費用は／暖房設備の費用は／暖房燃料の比較（和室六畳）／便利さから見た暖房は／暖房適正順位目安／暖房器具（火鉢・こたつ・石炭ストープ・暖房用電気器具・練炭ストーブ・ガスストーブ・石油ストーブ）｝

暖房について（清水一）
　｛暖房とは・暖房の種類・室の壁・暖気・壁の膚｝
暖房メモ（奥田富子）
　｛練炭について・電気あんか・電気こたつ・電気ストーブ・暖房用電気器具の使い方・暖房器具のしまい方｝
暖房メモ（郡菊夫）
　｛冬の間の内部の仕上げ方法・寒冷地方の採暖について・住居の防寒上の対策・天窓のこと・カーテンのこと・窓の方向について・暖房用材料の値段について｝

暖房設備と建築
　｛住宅の採暖方法と室温／暖房方法のいろいろ／ストーブの煙突と煙道／冬向きの住宅の平面の一般的な考え方／断熱構造／断熱材の種類／住居の再検討と防寒上の対策／冬の間の提案／気密構造のこと／こたつ二案｝