2014年初版 A5判 P237 ソフトカバー カバー上端僅イタミ
“闇あるところにあやかしあり。人いるところにお化けあり。
古来から日本には「妖怪」なる異形のものが言い伝えられてきた。彼らは闇の世界からひょっこり顔をのぞかせ、人間にいたずらや悪さをしかけてくる。
妖怪の存在とは?その姿は?棲む場所は?特徴は?どんな言い伝えや昔話がある?妖怪の魅力を存分に詰め込んだ一冊!”(カバー袖紹介文)
目次:
妖怪は日本が誇る幻想文化
全国妖怪マップ
この本の見方
第一章 山林の妖怪
油ずまし/猪笹王/大入道/送り狼/鬼/おばりよん/キジムナー/木霊/子泣き爺/覚/猿神/三目八面/すねこすり/大蛇/ダイダラボッチ/土蜘蛛/手長足長/鼬/天狗/ぬりかべ/ひだる神/古杣/百足/山彦/山童/山姥/雪女
第二章 海川の妖怪
小豆洗い/安宅丸/アマビエ/イクチ(あやかし)/磯撫で/磯女/岩魚坊主/牛鬼/産女/海坊主/河童/川姫/七人みさき/猩猩/絡新婦/蜃/水虎/共潜/波小僧/人魚/濡れ女/化け蟹(蟹坊主)/ハンザキ/船幽霊/舞首/魍魎/龍
第三章 人里の妖怪
天邪鬼/一反木綿/姥ヶ火/朧車/火車/片輪車/鎌鼬/髪切り/獺/鬼女/倩兮女/ケンムン/コロポックル/砂かけ婆/頽馬/手の目/百々目鬼/泥田坊/鵺/ぬらりひょん/のっぺらぼう/化け狸/一つ目小僧/ひょうすべ/震々/べとべとさん/見越し入道/貉/百々爺/夜行さん/妖狐/雷獣/ろくろ首
第四章 人里の妖怪
垢嘗/縊鬼/以津真天/犬神/煙々羅/小刑部姫/おとろし/陰摩羅鬼/かいなで/金霊/加牟波理入道/清姫/件/座敷童子/山ン本五郎左衛門/しょうけら/鉄鼠/天井嘗/付喪神/貘/化け猫/二口女/枕返し/眼競べ/目目連/家鳴/夜泣き婆
妖怪事典
小松和彦先生のお話
妖怪用語集
妖怪索引
妖怪昔話
第一夜 『人を怨み鬼と化す』/第二夜 『羅生門の鬼』/第三夜 『鍛冶ヶ谷の蛇』/第四夜 『朝日山の大蛇』/第五夜 『源頼光の土蜘蛛退治その1』/第六夜 『源頼光の土蜘蛛退治その2』/第七夜 『天狗倒し』/第八夜 『3枚の札』/第九夜 『雪女』/第十夜 『海坊主の話』/第十一夜 『河童のあやまり証文』/第十二夜 『八百比丘尼』/第十三夜 『船幽霊』/第十四夜 『3つの湖のものがたり』/第十五夜 『身を捨て油壺』/第十六夜 『越後新潟にかまいたちある事』/第十七夜 『旋風怪の事』/第十八夜 『安達ヶ原の鬼婆』/第十九夜 『鵺』/第二十夜 『むじな』/第二十一夜 『阿波狸合戦』/第二十二夜 『一眼国』/第二十三夜 『白面金毛九尾の狐』/第二十四夜 『姫路城の化け物』/第二十五夜 『家の盛衰』/第二十六夜 『鍋島の猫騒動』
コラム
京の都を騒がせた鬼の頭目/妖怪旅めぐり1〜鬼編/日本神話に登場する蛇の妖怪/各地に伝わる天狗の妖怪/妖怪旅めぐり2〜天狗編/石も妖怪? 不思議な石たち/鬼の大将を討ちとった源頼光/妖怪と戦った名将たち/全国の七不思議1〜本所七不思議/海坊主の仲間/河童の仲間/九頭龍伝説/妖怪画の世界/妖怪旅めぐり3〜河童編/鬼火と怪火/有名な鬼女たち/妖怪旅めぐり4〜妖狐編/妖怪旅めぐり5〜化け狸編/のっぺらぼうの仲間/有名な化け狸/全国の七不思議〜遠州七不思議など/有名な妖狐/妖怪研究人物伝/都市伝説と妖怪/妖怪旅めぐり6〜化け猫編/座敷童子の仲間/有名な化け猫