2003年初版 A5判 P248 索引ほかP30 カバー上下端イタミ、背少ヤケ
目次:
日本語版への序
I はじめに
II 啓蒙時代の自然科学
1 序説
2 十八世紀以前の状況
3 自然科学の発展図式
{1 聖史/2 アジア/3 古代/4 中世/5 ルネサンスと近代の諸相/6 非連続的進歩/7 歴史的発展と体系的発展}
4 歴史の諸力と進歩の諸条件
{1 風土と地理学/2 文化的状況と政治的情勢/3 自然研究者の個性―悟性と天才性、名誉心と綿密さ/4 学会とアカデミー/5 専門学科の成立と学際関係/6 自然科学の言語/7 研究の器具と研究方法/8 経験的知識/9 科学の原理と自然哲学/10 偶然}
5 将来の進歩と学問の情熱
6 自然の歴史と自然科学の歴史
{1 自然の歴史化/2 自然と自然科学との間の相互依存}
7 科学史の形式と機能
III ロマン主義の自然研究
1 序説
2 歴史―根源への遡行
{1 事実の混沌と理念的発展/2 起源/3 古代と中世/4 近代/5 発展した起源としての目標}
3 自然科学発展の条件
4 体系と歴史の間での自然と自然科学
{1 「歴史」と「自然史」の概念/2 自然/3 自然科学/4 自然と自然認識に共通する将来}
5 時代批判と自己評価
6 自然科学の歴史叙述の意味について
IV 実証主義的自然科学
1 序説
2 科学発展の一般的構造
{1 古代―中世―近代/2 ロマン主義的自然研究の時期/3 時代の切れ目としての現代/4 一般的な歴史構造と特殊な運命/5 歴史的変遷の中の連続性/6 自然科学の体系と歴史}
3 自然科学発展の条件
{1 文化/2 科学の内在/3 学術機関/4 自然研究者の心理学/5 偶然/6 相互関係と統合}
4 開かれた将来―無限の進歩
5 自然の歴史と自然科学の歴史
6 科学史と先端的研究
V 結びと展望
註
訳註
あとがき
邦語文献表
索引